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新潟医療福祉大学全14学科の「日常」をのぞいてみよう!
進学雑誌に載っていない。パンフレットやHPの説明だけではわからない。新たな魅力を発見!

臨床技術学科
本学科の佐々木一真講師が最優秀賞を受賞されました🎉おめでとうございます🌸第64回日本生体医工学会大会臨床工学技士(CE)セッションにおいて、「血液透析患者の循環動態を再現するためのシャントモデルの構築」について発表し、最優秀賞を受賞しました。この発表は、2025年6月5日~7日に福井県のフェニックスプラザで開催された第64回日本生体医工学会大会にて発表されました。〈概要〉本研究は、血液透析患者におけるシャント(動静脈瘻)による循環動態の変化を再現・評価するための物理モデルを構築したものです。既存のシャントモデルでは困難だった血流量や圧力の連続記録、末梢血管抵抗の再現を可能とし、実験的にシャントの有無や狭窄の影響について検証しました。〈研究成果のポイント〉血液透析患者の循環動態を模擬するシャントモデルを構築し、血流量と圧力を連続記録できる実験系を確立することが可能となりました。シャントの有無による循環動態の変化を明瞭に観察でき、また、狭窄の影響もリアルタイムで把握可能であることから、本モデルは血液浄化に関する基礎研究に有用であると考えられました。参照第64回日本生体医工学会大会HPhttps://smartconf.jp/content/jsmbe64/受賞者一覧https://smartconf.jp/content/jsmbe64/award_64おめでとうございます👏✨#新潟医療福祉大学 #臨床検査技師 #臨床工学技士 #研究 #研究発表
臨床技術学科
こんにちは!受験報告Part2です✍【受験報告】本学2年生と3年生が心電図検定2級に初挑戦、全国平均を上回る好成績を達成!今回、本学科ではより高度な知識と実践的な判読力が求められる「心電図検定2級」に、初めて学生が挑戦しました。この2級は、医師や臨床検査技師など、臨床現場で心電図を積極的に読み取ることが求められる職種を想定した内容であり、正常波形だけでなく多様な異常波形、病態理解まで問われる難易度の高い検定です。この検定に28名が受験し、合格率は64.3%でした。全国平均は58.8%であり、実臨床5年以上の経験者が受験する難易度の試験において、好成績を達成いたしました。なかには2年生で受験に挑戦し、合格した学生もいました。【心電図検定2級とは】心電図検定2級は、日本不整脈心電学会が実施する検定制度の中で、「心電図の中等度~高度な判読力を有するもの」とされる上級資格です。一般循環器医、循環器勤務ベテランメディカルプロフェッショナル向けとされています。危険な不整脈の見分けや、病態との関連性、緊急性の判断といった高度な内容が問われるため、合格には心電図の深い理解が不可欠です。今回初めての挑戦でしたが、学生たちは意欲的に学修を深め、対策講義や模擬試験にも主体的に取り組んでいました。検定を通じて、心電図を“読める”だけでなく、“意味づけられる”力が養われたと感じています。全国平均を上回る結果はその努力の証です。ここで学生の声を紹介します!私の武勇伝!①HCA23017 半戸琉哉さん(受験時2年)心電図検定1級取得を目指しており、その前段階として2級に挑戦しました。問題集を反復し、先生の講義により知識を深めることができました。合格することができたのは先生をはじめ周囲の支えのおかげと感謝しております。三年次には1級取得を目指すとともに、実際の現場で応用できる知識を身につけるため、勉学に励みたいと思います。私の武勇伝!②HCA22028 佐々木美祐さん(受験時3年)私は生理検査に興味があり、去年3級を取得していたため、更に上を目指そうと2級に挑戦しました。勉強方法としては、先生の講義をしっかり聞き、その日のうちに復習をすることで知識の定着を図りました。問題数をこなし、分からないことは先生に聞きにいくことで、理解が深まり解けるようになっていきました。今回心電図検定に向けて勉強したことが国家試験の対策、また自信にも繋がったので受験してよかったです。合格おめでとうございます👏✨#新潟医療福祉大学 #医療技術学部 #臨床技術学科 #ダブルライセンス #心電図検定2級 #合格おめでとう
臨床技術学科
本学科の阿部拓也講師らが優秀論文賞を受賞されました🎉おめでとうございます🌸この度、学校法人新潟総合学園新潟医療福祉大学臨床技術学科の阿部拓也講師、藤井豊教授、塙晴雄教授、渡邊博昭教授、千葉科学大学の池上喜久夫教授は、造影超音波検査時の生体反応に関する論文「超音波造影剤が主要臓器に及ぼす影響一小動物を用いた検討一」で、日本超音波検査学会優秀論文賞を受賞しました。この論文は2024年4月12日付けで日本超音波検査学会が刊行する超音波検査技術に掲載されました。〈概要〉本研究は、造影超音波検査の更なる適応拡大と、検査条件の最適化を図る目的で取り組んでいます。現在の造影剤は、マイクロバブルを用いた肺で代謝されるもので、微量な投与量に対し、造影効果が強く出るのが特徴です。そのため、実臨床では推奨される投与量よりも少ない投与量で使用されることがあります。今回の実験により、推奨投与量時に超急性期の主要臓器における炎症の存在を明らかとしました。本研究は、実臨床へ投与量削減などより安全安心な検査条件を提唱するものです。〈研究成果のポイント〉検体を血液など体液ではなく、臓器自体としたところが本研究の特徴です。これにより、よりリアルな臓器傷害を評価することができました。小動物に対する麻酔管理の上で、これまで行われていなかった遺伝子学的・組織学的に生体反応を評価することで、まさに臨床技術学科が目指すダブルライセンスを活かし成果です。〈論文情報〉超音波検査技術vol.49 No.3 (2024 )229-236.doi:10.11272/jss.420#新潟医療福祉大学 #臨床検査技師 #臨床工学技士 #研究 #研究論文 #超音波検査
臨床技術学科
こんにちは!今日は受験報告です✍【受験報告】心電図検定3級に挑戦、過去最高の合格率を記録!本学科では、国家試験を見据えて、医療現場で求められる心電図の知識を修得する一環として、日本不整脈心電学会認定「心電図検定3級」の受験を毎年実施しています。今回は、2~3年生139名が受験し、合格率は90.6%と過去最高を記録しました。これは、全国平均74.7%を大きく上回る成果であり、学生の努力と日頃の学修成果が実を結んだ結果です。【心電図検定3級とは?】心電図検定3級は「心電図の基礎〜中等度の判読力を有するもの」とされており、一般臨床医、循環器勤務メディカルプロフェッショナル向けの検定です。医療従事者を目指す学生にとって、心電図の基礎を“見える力”として証明できる資格であり、将来の臨床現場でも即戦力となる力の養成につながります。今回は、講義や演習に加えて模擬試験や学生間での学習支援など、多面的な取り組みを強化してきました。学生たちは自発的に学び合い、疑問点を積極的に共有し合う姿が印象的でした。今後も『心電図が読める』臨床技術者の育成をめざして、教育体制をさらに充実させていきます。ここで学生の声を紹介します!私の武勇伝!①HCA23055 加来薫子さん(受験時2年)心電図は患者さんの今の状態と直結しているから正確に読めるようになりたい、と思い、心電図検定3級を受けることにしました。とはいえ、他の資格試験や定期試験と時期が重なっていたため、私は対策講座を真剣に!すきま時間活用!で戦おうと決めました。具体的には、対策講座では一つ一つの病名と波形の特徴を確実に結びつけることに注力し、通学中や家事をしながら、参考書や心電図学習アプリ、Youtubeを利用して数多くの問題を解きました。その結果、十分な時間が確保できない中で自分なりに勉強法を模索して合格できた、という自信も手にすることができました。私の武勇伝!②HCA23061 田中太陽さん(受験時2年)心電図検定は臨床検査技師の国家試験の勉強を先取りできるし、合格した場合は就職にも有利になると思い受験しました。勉強方法としては、心電図の授業をよく聞き、配布された資料と公式問題集をこなすことが大切だと思いました。また、隙間時間にアプリで問題を解いていました。時期的に大変なスケジュールでしたが、無事に合格できて本当に良かったです。合格おめでとうございます👏✨#新潟医療福祉大学 #医療技術学部 #臨床技術学科 #ダブルライセンス #心電図検定3級 #合格おめでとう
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この度、本学科の横山貴教授が、4月13日、甲府市で開かれた山梨県長野県一般検査研修会で講演されました!🎉尿細胞診の国際的な報告様式であるパリシステムを踏まえた尿沈渣検査を提唱しました。この報告は2024年4月30日付けで「株式会社じほう」が刊行する臨床検査の総合情報誌MTJ THE MEDICAL & TEST JOUNALに掲載されました!〈概要〉パリシステムは2016年に策定された尿細胞診の国際的な報告様式、特異的細胞形態学的基準を有する診断カテゴリーで、横山氏は、「年齢や赤血球数、血尿の所見を考慮し、高異型度尿路上皮癌(HGUC)を診断することが臨床的な意義」だと説明した。「一般検査と病理細胞診が協力して患者に最大の利益を提供することが臨床検査技師の使命」と述べ、一般検査の担当者もパリシステムについて理解し、HGUCを見逃さないことが求められるとの考えを示した。 パリシステムを踏まえ尿沈渣検査での報告は、「尿路上皮癌(LGUC、HGUC)」「尿路上皮癌以外」「組織型不明」の3通りにすることを提案した。さらに、良悪判定が困難(疑陽性)の場合は、「臨床が知りたいのは、悪性がどれだけ疑われるか、だ」と述べ、臨床側の疑問に答えられる報告の仕方が求められるとの認識を示した。
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