臨床技術学科教員の阿部です。昨年度に引き続き国家試験合格率向上に繋げる新たな試みとして、112名(4年生1名、3年生91名、2年生20名)が心電図検定を受験しました。心電図判読は臨床検査技師はもちろん、臨床工学技士など医療スタッフであれば必須のスキルです!学生たちがチャレンジした3級試験の難易度は、国家試験レベルより1段階上で「心電図の基礎〜中等度の判読力を有するもの(一般臨床医、循環器勤務メディカルプロフェッショナル)」となっており、医師や2-3年目の臨床検査技師など実臨床で活躍する医療スタッフが受験者の大半を占めています。高い向上心を持つ学生が多く、皆ひたむきに頑張りました!その結果、全国の合格率が74.8%のところ、本学の合格率は82.1%(4年生100%、3年生80.2%、2年生90%)でした!臨床経験のあるスタッフが多く受験するなか、養成校として全国No.1の実績です!今回、本試験公式の成績優秀者として受賞されました学生2名からお話を伺いました!4年生今井莉子さん(1枚目写真左、佐々木ゼミ)①受験に至った経緯を教えてください。⇒MEの勉強を終えたばかりで受験するかどうか悩みましたが、臨床検査技師の国家試験の勉強を先取りできるし、もし合格したら履歴書に書くこともでき、就職に有利になると考えたので受験することに決めました。②合格した感想、今年度の受験を控えている方へ向けてアドバイスをお願いします。⇒無事に合格することができとても嬉しかったです。心電図検定の勉強方法としては、阿部先生の心電図の授業をよく聞いて、検定の公式問題集をしっかりやることが大切だと思います。また、YouTubeに心電図を詳しく解説している動画がのっているのでそれを見て理解を深めるとより効果的だと思います。勉強したことは決して無駄にはならないので、みなさん頑張ってください!!!!4年生戸田かすみさん(1枚目写真右、佐々木ゼミ)①受験に至った経緯を教えてください。⇒元々は心電図の判読がとても苦手で、なぜその波形になるのか理解できていないものが多かったことや、検定日の前後に大学内の試験もあったため、初めは受けても合格できないのではないかと思っていました。ですが、同学年で心電図検定に挑戦する仲間が多かったことと、一つ上の先輩の受験者のうち約70%が合格したという結果に背中を押され、もう一度きちんと勉強すれば自分でも合格できるのではないかと思いました。また、これを機に心電図を得意分野にして、国家試験の得点源にできたらと考え受験に至りました。②合格した感想、今年度の受験を控えている方へ向けてアドバイスをお願いします。⇒スケジュール的に大変ではありましたが、その中でも時間を作り勉強して合格できたことに達成感を感じられ、自分の自信にもつながりました。検定前に数回行われた特別講義で、判読のコツや原理を効率よく学び直すことができたので、心電図検定を受験したことで当初抱いていた苦手意識も克服することができました。間違いなく国家試験勉強や臨床でも役立つ、心電図の基礎やコツを確実に身につける絶好のチャンスかと思うので、得意な方はもちろん、苦手意識のある方こそぜひ挑戦してみてほしいなと思います。合格した皆さん、おめでとうございます👏✨#新潟医療福祉大学#医療技術学部#臨床技術学科#ダブルライセンス#心電図検定3級#成績優秀者 #合格おめでとう