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※学生の在籍学年は2020年度在籍時のものです。

下山ゼミ
妊娠・出産を取り巻く問題に関する研究

下山 博子准教授写真

下山 博子
Hiroko Shimoyama
准教授

周産期における看護は、母親となる女性や赤ちゃんだけでなく、その家族をも対象にし、女性や家族を中心に捉えたケアの理念に基づいて行われています。本ゼミでは、母性看護を行う上で重要かつ不可欠な倫理をふまえて、少子化や人工妊娠中絶に関連する問題、生殖医療技術の発展が女性や家族にもたらす課題に着目しています。また、より安全で安心な妊娠・出産のためのプレコンセプションケア(将来の妊娠を考えながら女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うこと)の重要性も追究し、将来の妊娠のためのセルフケアから周産期看護までの理解をより深めることができるような研究に取り組んでいます。

菊池 綾写真

看護学科4年
菊池 綾
新潟県
新潟清心女子高校出身

私は、周産期に子どもを亡くす経験をした父親へのケアについて研究しました。研究を通して、父親の悲嘆に共感することや入院中だけでなく、退院後も継続的に夫婦のニーズに合わせたケアを提供していくことが重要であると分かりました。卒業後はこの研究結果を活かし、対象者の心に優しく寄り添うことのできる看護師として貢献したいです。

<ゼミの研究内容例>

  • 男性労働者の月経随伴症状に対する認識に関する研究
  • 大学生の性教育に対するニーズに関する研究
  • 初産婦の母親役割獲得プロセスへの支援に関する研究

渡邉ゼミ
がん患者・家族への支援に関する研究

渡邉 千春准教授写真

渡邉 千春
Chiharu Watanabe
准教授

本ゼミでは、がんを抱えながら生活する患者様やご家族への支援を中心とした成人看護学領域に関する研究に取り組んでいます。ゼミ生たちは、看護学生として経験した講義や演習、実習等に基づく個々の興味・関心、疑問を発展させ、研究テーマに取り組んでいます。研究は、一見看護実践と別のことと捉えられるかもしれません。ですが、研究テーマは日々の看護実践の中に潜んでいます。研究を通して、テーマとなる課題に気づくこと、またそれを明確にし探究する力を養うことは、研究力を養うだけでなく看護の質の向上や看護師となる学生自身の成長にも繋がります。

大川 梓沙写真

看護学科4年
大川 梓沙
山形県
山形市立商業高校出身

私は、積極的な治療が困難な段階にある進行がん患者の家族を対象とした研究に取り組みました。研究を通して、看護師は、がんの進行や経過とともに生じる様々な苦悩や思いを共有しながら支援していくことが重要だと分かりました。将来は、患者様とご家族の思いに常に寄り添った支援ができる看護師として活躍したいです。

<ゼミの研究内容例>

  • 進行膵がん患者の家族に対して看護師が行う食の支援に関する研究
  • 一般病棟で死を迎える終末期がん患者家族へのケアに関する研究
  • 全身麻酔で手術を受ける患者への不安軽減に関する研究

和田ゼミ
子育てと仕事の両立支援に関する研究

和田 直子講師写真

和田 直子
Naoko Wada
講師

働く人(労働者)の健康を支援する看護師を“産業看護師”と言います。日本人の3分の2が働いているという現状や働き方や労働に対する価値観が多様化していることなどを考慮すると、産業看護師が果たすべき役割は今後ますます重要になると言えます。本ゼミでは、“働く人の環境”や“働く人の能力”に焦点をあて、「その人らしい働き方とは何か」という問いを掘り下げていきます。近い将来、働くことになる皆さんは、どのような環境であれば自分の能力を存分に発揮することができるでしょうか?その問いを皆さんと一緒に探究していけたら嬉しいです。

神田 英輔写真

看護学科4年
神田 英輔
山形県
鶴岡中央高校出身

本学科では3年後期に臨地実習を行っています。「実習はたくさんの学びがあった」という声がある一方で、「大変だった、ストレスだった」という学生もいます。そこで私は、実習におけるストレスと学生の興味・関心について研究しました。将来、看護師として後輩を育成する際は、興味・関心が持てるような指導のあり方を考えていきたいです。

<ゼミの研究内容例>

  • 発達障害を持つ労働者に対する支援に関する研究
  • 就労しているLGBTの支援に関する研究
  • 結婚・出産・育児における離職の意識に関する研究

松井ゼミ
子どもの発達や家族の生活支援に関する研究

松井 由美子教授写真

松井 由美子
Yumiko Matsui
教授

小児看護の目的は、子どもとその家族のQOLの向上を目指して、一人ひとりの子どもが可能な限り最高の健康状態を維持し、成長発達することができるように支援していくことです。その研究テーマは幅広く、病院や療育施設で入院生活を送る子どもたちができるだけ前向きに治療を受けられるための工夫やその家族の役割について考えたり、発達に応じておもちゃやぬいぐるみ、人形を使って子どもの痛みや恐怖をとり除くための方法を考えたりするなど、実践的な研究も行っています。また、近年では、“子どもの安全”について考えることも重要なテーマの一つとなっています。

<ゼミの研究内容例>

  • 小児看護学実習における学生の子どもとの関わりに関する研究
  • 子どものゲーム依存症に関する研究
  • 子どもの発達を促進する遊びに関する研究

杉本ゼミ
地域保健と当事者活動に関する研究

杉本 洋准教授写真

杉本 洋
Hiroshi Sugimoto
准教授

本ゼミでは、心の病やひきこもりの方がグループ活動をする「当事者活動」への参加を通して、当事者の方々がどのように振る舞い、何を考えているのかを直接お聞きし、ヘルスプロモーションや保健活動のあり方について検討しています。支援者が困っている方を助けることも大事ですが、困っている方自身が、様々な人や組織と協力し社会を創っていくことも大切であり魅力的な取り組みです。本ゼミでは、「社会を看護する」という観点を踏まえ、人々や組織が何に困り、何を望み、何をしているのかを改めて考え、ヘルスプロモーションや保健活動の検討に繋げていきます。

<ゼミの研究内容例>

  • 自殺予防に関する研究
  • インターネット依存に関する研究
  • いじめ防止プログラムに関する研究

安藤ゼミ
小児がん看護に関する研究

安藤 萌助教写真

安藤 萌
Megumi Ando
助教

本ゼミでは、小児がんの子どもとその家族への看護について研究を行っています。具体的には、治療や検査を受ける前に行う説明に関することや、終末期を迎える子どもとその家族への関わり方などについてです。本ゼミの研究テーマは、学生が学外実習で疑問に思ったことや学生自身が知りたいこと、興味のあることなどを振り返り、研究課題を導き出すことで決定されます。学生は研究において悩むこともたくさんありますが、自分自身で調べていく過程で、多くの学びを得ることができます。学生自身が自ら考え、取り組む姿勢を持つことができるように活動しています。

<ゼミの研究内容例>

  • 検査・治療を受ける子どもへの看護に関する研究
  • 重症心身障害児の看護に関する研究
  • 摂食障害のある子どもの看護に関する研究

宇田ゼミ
在宅患者様の災害対応や訪問看護に関する研究

宇田 優子教授写真

宇田 優子
Yuuko Uda
教授

本ゼミでは、「災害対応」と「訪問看護」について研究しています。災害対応では難病の在宅患者様とそのご家族にインタビューを行い、今後の災害への対処を「あきらめている方」と「あきらめていない方」の特徴について研究しています。そして調査結果をもとに、難病患者会と連携しながら、災害への備えや、自分で災害を切り抜ける方法について考えています。また、訪問看護では患者様が自宅でご家族に見守られて死を迎えられる在宅看取りで生じる課題を訪問看護ステーションの協力を得て行っています。学生は難病の患者様や介護を必要とする高齢の方々を外部機関と連携して支援しています。

<ゼミの研究内容例>

  • 看護学生の放射線に関する知識・関心に関する研究
  • インフォームド・コンセントに関する研究
  • 災害発生時避難所の看護に関する研究

今井ゼミ
急性期患者とその家族の看護に関する研究

今井 雄二助教写真

今井 雄二
Yuji Imai
助教

本ゼミでは、成人看護学領域の急性期・周手術期の患者様やその家族に対する看護ケアについての研究を行っています。急性期では、病気を診断されてから入院・手術または治療を経て自宅に戻る期間の患者様に対する適切な看護ケアについて研究を進めます。また「笑い」に関する研究も行っており、「笑い」によって免疫力が高くなることやストレスが緩和されることなどの効果を、看護ケアに活かせるように研究を進めています。このような看護の研究を難しいものと捉えるのではなく、楽しみながら研究できるようなゼミを目指しています。

<ゼミの研究内容例>

  • 急性期患者様・家族の看護に関する研究
  • 笑い学に関する研究
  • 笑いヨガに関する研究

小山ゼミ
地域看護学領域に関する研究

小山 歌子教授写真

小山 歌子
Utako Koyama
教授

公衆衛生看護学の対象は、地域で生活するあらゆる発達段階、様々な健康レベルの人々です。そのため、人々が主体的に健康を守り、QOLを向上できるようセルフケア能力の向上や健康的な環境づくりなどの支援を行います。本ゼミでは、これら公衆衛生看護の特徴を踏まえ、学生の問題意識を大切にして研究テーマを決めています。学生は、4年間で最も主体的に学ぶ機会となり、研究することで日ごろの疑問が解ける楽しさを体験すると共に、卒業後も看護専門職として研究を行う必要性を自覚する機会となっています。

稲垣ゼミ
在宅看護学領域に関する研究

稲垣 千文講師写真

稲垣 千文
Chihumi Inagaki
講師

学生は、実習での体験を通して、対象者が「何を求めているのか」「どんな不安があるのか」という探求心を持ち、看護職として「対象者にどのような支援が必要か明らかにしたい」と考えることが多いようです。本ゼミでは、その考えを尊重し「本当にしたいこと」「明らかにしたいこと」が研究に繋がるように、テーマの絞り込みを行います。ゼミ生の「本当に知りたいこと」「明らかにしたいこと」の姿が現れてくる楽しさは格別です。看護は、対象者を良く知ることから始まります。研究も対象者を良く知るための一つの方法としてゼミ生が看護職としての力が高められるよう支援しています。

石塚ゼミ
基礎看護学領域に関する研究

石塚 敏子講師写真

石塚 敏子
Toshiko Ishizuka
准教授

本ゼミでは、看護教育学・基礎看護学に関する研究に取り組んでいます。看護教育学の研究対象には看護学生だけではなく、看護師、看護教員に関することなども含まれます。研究では、探求心と地道な努力、文章能力が求められますが、学生はディスカッションを重ね、文献検討をするうちに探求心が芽生え、地道な努力をすることができるようになっていきます。論文が完成した際には、学生自身の達成感も大きいと思いますが、私自身も達成感を味わうことができ、学生の成長を実感しています。

山口ゼミ
母性看護領域に関する研究

山口 典子准教授写真

山口 典子
Noriko Yamaguchi
准教授

本ゼミでは、より高度な不妊治療である生殖補助医療に関連した研究や、それに伴う新しい家族を迎えるための支援に関する研究を行っています。