看護学科ゼミ紹介

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※学生の在籍学年は2021年度在籍時のものです。

小山ゼミ
老年期にある人の生と死とケアに関する研究

小山 千加代教授写真

小山 千加代
Tikayo Koyama
教授

皆さんは、「超高齢社会」「介護保険」という言葉を身近に聞いたことがあるのではないでしょうか。本ゼミでは、心身の老化が進んでくる老年期の方を対象とした看護について学びます。高齢になってもできるだけ住み慣れた地域で暮らし、人々とともに交流しながら生き、個々の高齢者の人生にふさわしい終焉を迎えるための支援についてを探究しています。テーマの範囲は急性期病院での看護から在宅療養に繋ぐための支援まで幅広いのですが、ゼミ生は高齢者の生き方から様々なことを学び、看護の基本に立ち戻って考え、これからの人生を描く場にもなっています。本ゼミで、一緒に学びませんか?

菊池 綾写真

看護学科4年
櫻庭 零子
新潟県
新潟中央高校出身

私は、緩和ケアに求められていることと今後の課題についての文献検討を行いました。研究を通して、患者・遺族が望むケアは、患者の身体・心理的苦痛を和らげることの他に、「人として大切にされること」であり、看護の基本を丁寧に行う重要性が分かりました。将来、対象者がその人らしく生活を送れるよう、心に寄り添える看護師になりたいです。

<ゼミの研究内容例>

  • 認知症患者に対する回想療法に関する研究
  • 高齢者の術後せん妄ケアに関する研究
  • 「安楽」のための手浴の実施方法に関する研究

外間ゼミ
看護師の“こころ”の支援に関する研究

小山 千加代教授写真

外間 直樹
Naoki Hokama
講師

本ゼミでは、精神看護学の視点から、看護師のこころの健康を保つ方法について研究をしています。看護師に直接インタビューを行い、嫌なことやストレスを感じた時にどのようなことを考えているか文字に起こしながら解決できることを考えていきます。私たちは日常的にストレスを感じながら生活しています。適度なストレスはやる気を出させてくれます。しかし、強いストレスは心のバランスに悪い影響をもたらします。現在、コロナ禍によって多くの人々の心の状態が脅かされていて自殺者が増えていますが、今後はこの問題にも取り組んでいきたいと考えています。

菊池 綾写真

看護学科4年
小川 結菜
新潟県
新潟第一高校出身

私は、ストレスの認知評価と抑うつとの関連性について研究をしました。研究を通じて、ストレスの感じ方は環境や自尊感情が影響し合い、ストレス解消方法は人によってそれぞれ違うことを学びました。卒業後は、この研究を活かしてその人に合ったサポートができる養護教諭となって活躍したいです。

<ゼミの研究内容例>

  • 学生の考える精神看護学実習の分かりづらさに関する研究
  • ゲートキーパーと自殺予防に関する研究
  • 障害児を持つ親の思いに関する研究

荒木ゼミ
小児シミュレーション教育に関する研究

小山 千加代教授写真

荒木 恵子
Keiko Araki
助教

本ゼミでは、小児のシミュレーション教育に関する研究を行っています。小児看護実習では、少子化や新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、実習で経験できることが限られています。本学には、メディカルシミュレーション教育センターが併設されており、実習で経験できないことを子どものシミュレーターを用いて経験することで、看護実践能力の高い看護師の育成を目指しています。学生がより多くの学びを得ることを目的に、どのようなシミュレーションにするかを研究しています。将来看護師となる学生の皆さんとともに看護教育について考えていけると嬉しいです。

菊池 綾写真

看護学科4年
森谷 望緒
山形県
米沢中央高校出身

私は、発達障害児を持つ母親が抱える特有の困難感について研究を行いました。研究結果から、発達障害児を持つ母親は精神的負担が大きいこと、特性に合った育児の方法が分からないということが明らかになりました。母親の負担を軽減するために、将来現場で働く際には、よく話を聞き、適切な支援に繋げていきたいです。

<ゼミの研究内容例>

  • 在宅で療養する重症心身障害児のレスパイトケアに関する研究
  • 食物アレルギーを持つ子どもの家族の困難感に関する研究
  • ヤングケアラーが求める支援に関する研究

松井ゼミ
子どもの発達や家族の生活支援に関する研究

松井 由美子教授写真

松井 由美子
Yumiko Matsui
教授

小児看護の目的は、子どもとその家族のQOLの向上を目指して、一人ひとりの子どもが可能な限り最高の健康状態を維持し、成長発達することができるように支援していくことです。その研究テーマは幅広く、病院や療育施設で入院生活を送る子どもたちができるだけ前向きに治療を受けられるための工夫やその家族の役割について考えたり、発達に応じておもちゃやぬいぐるみ、人形を使って子どもの痛みや恐怖をとり除くための方法を考えたりするなど、実践的な研究も行っています。また、近年では、“子どもの安全”について考えることも重要なテーマの一つとなっています。

<ゼミの研究内容例>

  • 小児看護学実習における学生の子どもとの関わりに関する研究
  • 子どものゲーム依存症に関する研究
  • 子どもの発達を促進する遊びに関する研究

杉本ゼミ
地域保健と当事者活動に関する研究

杉本 洋准教授写真

杉本 洋
Hiroshi Sugimoto
教授

本ゼミでは、心の病やひきこもりの方がグループ活動をする「当事者活動」への参加を通して、当事者の方々がどのように振る舞い、何を考えているのかを直接お聞きし、ヘルスプロモーションや保健活動のあり方について検討しています。支援者が困っている方を助けることも大事ですが、困っている方自身が、様々な人や組織と協力し社会を創っていくことも大切であり魅力的な取り組みです。本ゼミでは、「社会を看護する」という観点を踏まえ、人々や組織が何に困り、何を望み、何をしているのかを改めて考え、ヘルスプロモーションや保健活動の検討に繋げていきます。

<ゼミの研究内容例>

  • 自殺予防に関する研究
  • インターネット依存に関する研究
  • いじめ防止プログラムに関する研究

宇田ゼミ
在宅患者様の災害対応や訪問看護に関する研究

宇田 優子教授写真

宇田 優子
Yuuko Uda
教授

本ゼミでは、「災害対応」と「訪問看護」について研究しています。災害対応では難病の在宅患者様とそのご家族にインタビューを行い、今後の災害への対処を「あきらめている方」と「あきらめていない方」の特徴について研究しています。そして調査結果をもとに、難病患者会と連携しながら、災害への備えや、自分で災害を切り抜ける方法について考えています。また、訪問看護では患者様が自宅でご家族に見守られて死を迎えられる在宅看取りで生じる課題を訪問看護ステーションの協力を得て行っています。学生は難病の患者様や介護を必要とする高齢の方々を外部機関と連携して支援しています。

<ゼミの研究内容例>

  • 看護学生の放射線に関する知識・関心に関する研究
  • インフォームド・コンセントに関する研究
  • 災害発生時避難所の看護に関する研究

石塚ゼミ
基礎看護学領域に関する研究

石塚 敏子講師写真

石塚 敏子
Toshiko Ishizuka
准教授

本ゼミでは、看護教育学・基礎看護学に関する研究に取り組んでいます。看護教育学の研究対象には看護学生だけではなく、看護師、看護教員に関することなども含まれます。研究では、探求心と地道な努力、文章能力が求められますが、学生はディスカッションを重ね、文献検討をするうちに探求心が芽生え、地道な努力をすることができるようになっていきます。論文が完成した際には、学生自身の達成感も大きいと思いますが、私自身も達成感を味わうことができ、学生の成長を実感しています。

山口ゼミ
母性看護領域に関する研究

山口 典子准教授写真

山口 典子
Noriko Yamaguchi
准教授

本ゼミでは、より高度な不妊治療である生殖補助医療に関連した研究や、それに伴う新しい家族を迎えるための支援に関する研究を行っています。