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跡出土人骨や白骨死体の法医鑑定を受託する『自然人類学研究所』の開所式を実施!

2022年4月7日(木)新潟医療福祉大学GA棟403解剖学実習室にて、学内研究所「自然人類学研究所」の開所式を実施いたしました。


開所式には、教職員約40名と、新潟県内メディア5社が参加しました。開所式の後半では、2021年11月に阿賀野市土橋遺跡にて発見された4000年前の縄文時代の人骨や、長岡藩牧野家の藩主と正室の復顔模型を4個体(復元途中)など、本学内の展示資料を所長・奈良貴史教授より解説いただきました。


■「自然人類学研究所」(所長:理学療法学科:奈良貴史教授)
2022年1月に学内に新規設置。自然人類学は、「生物としてのヒト」を総合的に研究する学問で、ヒトとは何かを科学的に偏りなく理解し、実証的で妥当性のある人間観を確立することを目標としています。
本研究所では、骨学を中心とした人類学の研究を推進するとともに地方自治体や警察等と連携して、遺跡出土人骨鑑定や法医鑑定を積極的に受託します。加えて高等機関において解剖学や運動学を担当することができる人材の養成に努めます。
人類学を学べる環境は、全国的にも非常に限られており、地方私立大学において人体の基本構造を学べる人類学分野の研究所を置くことは、他に例を見ない大きな特色の一つです。

■所員
・所長
奈良 貴史(理学療法学科 教授)
・研究員
澤田 純明(理学療法学科 准教授)
萩原 康雄(理学療法学科 講師)
佐伯 史子(理学療法学科 助教)
佐宗 亜衣子(理学療法学科 助教)
辰巳 晃司(新潟医療福祉大学大学院)

■今後の予定
・2022年夏季骨学セミナー (8月19日~23日)
・自然人類学研究所開設記念公開シンポジウム (2022年夏開催予定)
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