鍼灸健康学科 誕生!

2023年4月新設(認定学校申請中)

入学定員40名

NEW IDENTITY 「西洋医学」×「現代医学」

東洋医学の高い医療専門技術を有し、チーム医療の一員として、また
スポーツや美容の分野でも活躍できる、次代を支えるはり師・きゅう師を養成!

目標とする資格

はり師(国家資格)・きゅう師(国家資格)

鍼灸師は、鍼(はり)や灸(きゅう)を使って体の不調を改善したり治療したりする医療専門職です。東洋医学に基づき体のツボを刺激し、人間が持つ自然治癒力を高め、病気の治療や予防を行います。はり師ときゅう師は別々の資格になりますが、両方の施術を行う人が多いため鍼灸師と呼ばれています。副作用が少なく、身体に優しい治療を施せる鍼灸師は、医療の現場にとどまらず、スポーツや介護・福祉、美容業界でもニーズが高く、様々なフィールドで活躍することができます。また原因を特定できない身体のだるさや慢性的な生活習慣病等に対して、効果が認められることも特徴です。免疫力や回復力を高めることができる鍼灸治療は、身体の健康を維持する予防医学としての役割も果たすことができます。

取得可能な資格

■ スポーツプログラマー

スポーツ医学の理論に基づいて、トレーニングの活動プログラムの作成や指導を行います。地域スポーツクラブなどにおいて、青年期以降の方を対象に、フィットネスの維持や向上のための指導・助言を行うことができる専門職です。

■ 健康運動実践指導者

幅広い年代の身体状況(健康状態・体力・技術水準など)に応じて、ジョギング、水中運動などの有酸素運動やストレッチングおよび筋力・筋持久力トレーニングなどの実践指導を行うことができる専門職です。

鍼灸師の仕事の魅力

4000年以上の歴史を持つ東洋医学と漢方~四診ししんで治療を進める~

東洋医学は古代中国の思想を背景に発展してきた4000年以上の歴史を持つ伝統医学です。鍼灸や漢方、食事療法で構成されています。風邪や頭痛、腹痛、月経不順、アトピー性皮膚炎、花粉症など様々な症状や疾患に対応し、個々に合った治療法を考える医学です。西洋医学がそれぞれの症状に対して薬を処方し治療をする「木をる医学」なのに対し、東洋医学は、「森を診る医学」と呼ばれるように、全身の状態を診て複数の症状を関連づけて捉え、なるべく少ない処方で治療します。「視覚」・「聴覚」・「臭覚」・「触覚」など五感を活用して患者さんの症状を捉えていく「四診」という特徴的な診察法を行います。

全身に361個存在するツボ(=経穴けいけつ)を刺激する治療法

ツボは全身に361個あるといわれています。ツボとは、全身に張り巡らされたエネルギーの流れ(=経絡けいらく)の上に存在する重要な反応点のことを指します。身体に不調があると、特定のツボに痛みや硬さ、冷えや発赤はっせきとなって現れて、身体や心が疲れていることを知らせてくれるのです。

病気になる前の「未病対策」。それが鍼灸治療の本質

鍼灸師は赤ちゃんから高齢者、スポーツ選手や女性になど、幅広い方を対象にしています。また様々な症状に対しても有効で、肩こり、腰痛、便秘、胃炎、気管支喘息、鼻炎、感冒かんぼう、頭痛、冷え性、月経異常、月経痛、不妊、メニエール病、耳鳴り、不眠症、肥満、自律神経失調症、アトピー性皮膚炎などが対象になります。また日本は65歳以上の人口が20%近くを占める超高齢社会を迎え、医療費や介護費が増加しています。そこで、病気になる前の「未病対策」が必要となってきました。未病の状態では、種々のバランスの乱れ、機能的失調から冷え性(冷え症)、血色不良、胃腸虚弱、虚弱体質などの自覚症状が現れてきます。鍼灸は、自律神経のバランスを整え、自然治癒力を高め、症状の改善効果が期待できます。

ニーズが拡大!世界的に注目されている医学

鍼灸は、日本や中国、韓国といった東アジアの国だけではなく、欧米の国々でも高い評価が得られ、世界トップクラスの大学や医療機関でも研究が進められています。
1979年にはWHOは鍼灸治療の適応疾患43疾患を発表し、2001年には大学病院での医学部教育課程に東洋医学が取り入れられるようになるなど、重要性は日に日に高まっています。そのような背景として、ストレス、アレルギー、慢性疼痛とうつうや慢性疲労などの現代社会特有の疾患の増加に伴い、西洋医学では手の届かない症状にアプローチできるグローバル医学として鍼灸が認識されているということがいえます。

教育の特色

チーム医療の一員として活躍できる鍼灸師を養成

患者のニーズの多様化に伴い、医療における多職種連携が進んでいます。本学では医療系総合大学であるメリットを活かし、他学科の学生とともにチームで学ぶ「連携教育」を導入しています。この教育は、チーム医療の一員として求められる、他職種への理解やチームワークスキルについて学んでいきます。現在、死因の第1位を占めるのが、「がん」であるため、病院には緩和ケア病棟や拠点病院における緩和ケアチームの設置などが積極的に行われています。緩和ケアは「がん」の診断時からあらゆる時期において、患者の苦痛を緩和し、患者とご家族のQOL(生活の質)を向上させ、生きる力に繋げます。その役割は患者の苦痛緩和や精神的安定にとどまらず、生命予後の延長に繋がるといわれています。鍼灸師、医師、看護師、薬剤師、臨床心理士など多職種からなる緩和ケアチームの役割は、ますます大きくなっています。

6つの領域に強い鍼灸師を養成

  • 医療鍼灸

    他職種との連携に欠かせない現代医学の知識や治療方法、チーム医療での鍼灸の役割について学びます。東洋医学の技法も合わせて学び、臨床での対応力を磨きます。
    ■「東洋医学概論」「医療連携と鍼灸」「鍼灸健康学概論」

  • 健康鍼灸

    “痛み”や“うつ”など、身体や心の症状を軽減し、社会復帰と日常生活の向上を目指すための鍼灸治療について学びます。
    ■「リハビリテーション鍼灸学」「メンタルヘルス鍼灸学」「高齢者鍼灸学」

  • スポーツ鍼灸

    スポーツで生じる傷害に加え、痛みの軽減やパフォーマンス向上のための、診察・治療方法を学びます。
    ■「運動機能解剖学」「スポーツ鍼灸学」「スポーツ鍼灸学実習」

  • レディース鍼灸

    女性のライフサイクルに伴う、女性特有の症状(生理痛、不妊症、妊婦のマイナートラブル、産後の不定症状、更年期障害等)に対応できる鍼灸治療について学びます。
    ■「レディース鍼灸学」「ジェンダー論」「レディース鍼灸学実習」

  • 健美(美容)鍼灸

    美容効果を目的とした身体や顔への治療や美容鍼灸臨床の現状、アンチエイジングの世界について学びます。
    ■「健康美容鍼灸学」「健康美容鍼灸学実習」「鍼灸と総合医療」

  • 漢方

    東洋医学の漢方と中医漢方の違いや生薬学、日本独自に発展した漢方医学について学びます。
    ■「漢方薬概論」「生薬学」「方剤学」

※上記赤字の科目名は予定

他職種との幅広い連携

本学では、看護・医療・リハビリ・栄養・スポーツ・福祉・医療ITの6学部14学科がワンキャンパスで学ぶ強みを活かし、医療現場で活躍することのできるチームワークスキルを学ぶことができます。
鍼灸師は様々な医療専門職と連携が求められるため、そのノウハウの修得が必要です。

  • 医療現場における連携事例
    〜がん患者への支援〜

  • スポーツ現場における連携事例
    〜けがをしたアスリートへの支援〜

経験豊富な教師陣

教授 江川 雅人

略歴
明治国際医療大学 鍼灸学部はり・きゅう学講座 特任教授
明治国際医療大学附属きららの湯若狭鍼灸院 院長兼任

【専門領域】
内科領域であるアトピー性皮膚炎等のアレルギー疾患、高齢者疾患においてはパーキンソン病、フレイル、高齢者うつ病、認知症を持つ患者における鍼灸治療の臨床研究を行っています。また在宅高齢者を対象とした在宅医療としての鍼灸治療に関する研究も行っています。

【専門領域】
内科領域であるアトピー性皮膚炎等のアレルギー疾患、高齢者疾患においてはパーキンソン病、フレイル、高齢者うつ病、認知症を持つ患者における鍼灸治療の臨床研究を行っています。また在宅高齢者を対象とした在宅医療としての鍼灸治療に関する研究も行っています。

講師 高野 道代

略歴
明治東洋医学院専門学校 専任教員
明治東洋医学院専門学校 附属鍼灸治療所 美容専門外来
疏通経絡健美学会 代表

【専門領域】
美容鍼灸分野において鍼灸の役割を活かした「一定の効果とトータルサポートができる方法」として、疏通経絡健美法を考案しました。疏通経絡健美学会の代表として美容鍼灸の研究と普及に努め、より効果的な美容鍼灸の構築を目指しています。

【専門領域】
美容鍼灸分野において鍼灸の役割を活かした「一定の効果とトータルサポートができる方法」として、疏通経絡健美法を考案しました。疏通経絡健美学会の代表として美容鍼灸の研究と普及に努め、より効果的な美容鍼灸の構築を目指しています。

開設準備室長からのメッセージ

教授 粕谷 大智

略歴
東京大学医学部附属病院リハビリテーション部鍼灸部門主任
(公社)全日本鍼灸学会監事、日本心身健康科学会理事、宝塚医療大学客員教授

東洋医学の高い医療専門技術を有し、
チーム医療として、またスポーツや美容の分野でも
活躍できる、次代を支えるはり師・きゅう師を養成します

伝統医学である鍼・灸は、「こころ」と「からだ」に働きかけ自然治癒力を高め、ヒトが環境の変化に適応し、自分の能力を充分に発揮できる状態に導き、よりよい生活を過ごすための治療です。
昨今、病院で検査では異常はないけど、体がだるい、肩こりや腰痛がつらい、目が疲れる、足が冷える、よく眠れないなど体の不安を抱える方が増えています。鍼灸の本質は「未病治(みびょうち)」であり、病気が重症化するのを防ぐ、または、健康を維持・増進するという予防医学の点で優れています。
本学科では、現代医学の知識をしっかり修得した後、臨床実習を通じてさまざまな鍼灸の技術を身につけ、病院、福祉、スポーツ、美容などの医療と健康分野で他の従事者と連携し、チーム医療の中で鍼灸の役割を提示しながら、満足度の高い治療ができる鍼灸師の育成を図ります。
1年次に「現代医学」や「チーム医療」の基礎を、2年次には「鍼灸」の基礎を、3年次には「臨床鍼灸学」を、そして4年次に本学附属鍼灸センターや外部実習で実地の「鍼灸臨床」を体験し、様々な臨床現場で求められる高い問題解決能力を養い、信頼される医療人に育てるカリキュラムとしています。
今後、はり師・きゅう師の業務はますます拡大することが予想され、開業し地域医療に貢献することはもちろん、介護・福祉、医療機関、スポーツ支援、美容、企業での活躍のほか、チーム医療の一員として貢献したいという熱意と意欲溢れる皆さんの入学を待っています。

鍼灸師の幅広い活躍のフィールド

はり師・きゅう師の資格を取得したあとは、鍼灸院や鍼灸整骨院への就職のほかにも、病院やクリニック、老人福祉施設、スポーツ関連施設などで働くことも可能です。また、鍼灸師は開業権を持つ資格ですので、現場で経験を積んでから独立をして自分の鍼灸院を開業するケースも多くみられます。最近では美容面での鍼灸も注目されているほか、高齢者の健康維持やスポーツ人口の増加により、コンディショニングのサポートなど活躍の場は年々広がってきています。

活躍のフィールド

現場で活躍する鍼灸師からのメッセージ

医療の現場で活躍する鍼灸師

勤務経験:5年

勤務先:大学病院

資格:はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師、特別支援学校自立教科教諭一種免許状(理療)

チーム医療の一員として
人々のQOL向上に貢献する

サッカーを小学生から高校生まで12年間続けていましたが、怪我をすることが多く、その際に鍼灸治療を受けて効果を実感したのがきっかけで、鍼灸師を目指しました。
現在、大学病院で働いていますが、日々の業務の中で鍼やお灸が身体に対してどのように作用するのかを、患者さんや他職種へ分かりやすく丁寧に説明することを大切にしています。東洋医学である鍼灸治療は、国内外問わず、「医療」、「スポーツ」、「美容」など様々な分野で注目され、大きな可能性を秘めていると感じています。今後も患者さんの健康の維持・増進を目的にチーム医療の一員としてスキル向上を目指していきたいです。

美容の現場で活躍する鍼灸師

勤務経験:12年
勤務先:美容鍼灸サロン
資格:はり師・きゅう師

鍼灸師として
女性の美に寄り添う

米国に留学していた際に、馬の不調が鍼治療で良くなったことを目の当たりにし、東洋医学の力と鍼灸師という仕事に興味を持ちました。現在は、美容鍼灸院にて、美容鍼(びようしん)と身体の鍼灸治療を提供しています。鍼灸は、お客様の美容と健康を生涯に渡って支えられる素晴らしい技術です。12年間、毎週受けに来られるお客様もいらっしゃいます。今後は、日本のみならず世界中のお客様に美容鍼を受けていただくために、海外の鍼灸師の方々にも技術をお伝えしていきたいです。鍼灸師は、幼児期から高齢期まで、人々の生涯に渡る健康と美容をサポートできる素晴らしい仕事です。人々の健やかで美しい人生を支えるプロフェッショナルな鍼灸師を一緒に目指しましょう!

卒業後の進路

病院等医療機関、鍼灸院、鍼灸整骨院、スポーツ関連施設、美容鍼灸サロン、社会福祉施設、介護老人保健施設、訪問鍼灸、在宅施設、独立開業 等