臨床技術学科学びの特色

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学びの特色

1.ダブルライセンス取得に対応し「臨床技術者」を育成する独自のカリキュラム

臨床工学技士と臨床検査技師の国家資格取得に必要な科目をすべて配置した独自のカリキュラムで、学生全員でダブルライセンス取得を目指します。また、2つの専門職領域を並行して学び、2つの国家資格の“同時取得”を可能としたことで、その役割の違いや連携の実際を理解し、将来、「ダブルライセンス取得者(臨床技術者)」として活躍するための独自のスキルを身につけます。

2.ダブルライセンス取得により医療現場のあらゆるニーズに対応

3.「臨床技術者」育成のための充実した実習環境

臨床工学実習室には、人工心肺装置などの生命維持管理装置や超音波診断装置などの検査機器を設置しています。また、顕微鏡室では最新のデジタル顕微鏡を配置し、大型モニターに映写することで、より鮮明な画像を観察することができます。 さらに、臨床化学や遺伝子工学を学ぶ装置も充実しています。

イメージ図
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TOPICS

新型コロナウイルス感染症の検査・治療において大活躍

新型コロナウイルス感染症の検査で主流となったPCR検査は、臨床検査技師が行っています。この検査は、医療の根幹を支える重要な役割を担っています。また、重篤な肺炎になった患者様の治療機器として多く使用されたECMO(体外膜型人工肺)は、臨床工学技士が操作や管理に携わります。生命に直結する高度な各種医療機器を安全に使用することに尽力しています。医師や看護師など多くの専門職種が連携して患者様の治療やサポートに当たるチーム医療において、臨床検査技師と臨床工学技士は重要な役割を担っています。

国際的な視野を身につける海外研修

本学科は米国ハワイ大学マノア校(ハワイ州John A. Burns school ofMedicineの医療技術学科)と台湾の中山医学大学臨床技術学科と国際交流を行っています。2019年3月に4名の学生が中山医学大学、2019年9月には9名の学生がハワイ大学での研修に参加し、海外大学での講義・実習の参加や英語でのプレゼンテーション、見学ツアーなどを行いました。2022年はオンラインでの交流プログラムが組まれ、英語でのプレゼンやキャンパスツアーが行われました。

検査技師の業務の広がり

2015年4月から臨書検査技師等に関する法律の改正法が施行されました。これにより、臨床検査技師の業務に、検体採取、味覚検査、臭覚検査が加わりました。臨床検査技師会では、現在全国で、「検体採取等に関する厚生労働省指定講習会」を開催しています。また、平成28年より、臨床検査技師の教育カリキュラムにも、検体採取技術を含む、医療安全管理学が新しく追加されます。今回の法改正により、臨床検査技師の活躍の場がますますひろがることが期待されています。

第2種ME検定

現代の医療現場では、高度なメディカル・エンジニアリング(ME)機器を管理する知識が必要です。「第2種ME技術実力検定試験」はME機器に関して一定の知識を習得した者に与えられる認定資格です。 看護師や医療機器メーカ職員など、様々な職種において習得が推奨されています。本学科では、3年次にこの資格にチャレンジします。2015年度の卒業生は100%この資格を習得しました。

医療技術におけるリスクマネージャーの育成

臨床技術学はチーム医療、チームケアの一端を担うとともに、高度な医療技術による疾病の診断・治療・予防のための様々な臨床検査データの提供に加え、先端医療機器の操作や保守等、総合保健医療の実践に不可欠となっています。 近年、臨床技術学の分野では、リスク管理、品質管理、国際標準化の概念が導入されつつあります。 また、医療全体においても安全にかかわる文化が形成され、医療技術における様々な安全管理に寄与することのできる人材が必要とされています。 このような社会の要請にこたえるべく、平成27年4月、保健学専攻医療技術安全管理分野が新設されました。 本科では、医療の分野にも普及が予想されるISO15189認定取得におけるプロジェクトマネージャー、医療安全管理者、医療機器安全管理責任者、精度管理責任者を育成します。

臨床検査データの全国的な統一化

「患者様の検査データが検査施設によって違う」ことや「測定方法が異なると検体が同じでも測定されるデータが違う」ことが起こると、適正な診断に影響を及ぼす場合があります。 また、患者様が医療機関を変える度に同じ検査を繰り返せば、医療費の増大に繋がる恐れがあります。 そのため、いつでもどこでも同質の検査データが得られる取り組み(臨床検査データの全国的な統一化)が進められています。本学科では、このように標準化されたデータを的確に読み取る人材の育成を行います。

臨床工学技士の業務の広がり

医療現場では、医療の質の向上と安全確保の必要性、医師の過重労働等が問題視されています。そのため、厚生労働省は「チーム医療の推進に関する会議」を発足させました。 そして11回もの審議を重ね、厚生労働省より都道府県知事宛てに「医療スタッフの協働・連携によるチーム医療の推進について」が出され、1)喀痰等の吸引、2)動脈留置カテーテルからの採血を、臨床工学技士が行うことができる業務として周知されることとなり、臨床工学技士の業務範囲が更に広がることとなりました。