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【社会福祉学科】日本地域政策学会会長賞を受賞しました。

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日本地域政策学会第16回全国研究【千葉】大会において、学生主体の公募制ポスターセッションが開催され、社会福祉学科4年生の石井美羽さんと山岸笑さんが発表した「新潟水俣病患者支援について ― 地域における健康教室の取り組みから ―」が、日本地域政策学会会長賞を受賞しました。受賞理由は、学生が「新潟水俣病」という地域にある課題に対して、積極的・継続的に取り組んでいるところが評価されたためです。具体的な場面としては、大学生が関わる足浴やマッサージにおいて、和やかな雰囲気を創り出し患者さんに「くつろぎの場」を提供していることがあげられました。

発表の内容は、新潟医療福祉大学が取り組んでいる自治体からの委託による地域連携活動の一つである新潟水俣病患者支援の健康教室についてです。この活動は2012(平成24)年から開始し、これまでに19回開催してきました。健康教室は、大学生による足浴(足湯)やマッサージ、軽く体を動かすレクリェーション、患者との会話が主な活動内容となっています。その目的は、第一に、大学生が患者に、足浴やマッサージなどを提供しながらコミュニケーションを図り、くつろぐ場を提供することです。第二に、水俣病の主な症状である足の冷え、しびれなどに対して、ゆっくりと身体を温め、全身の血行をよくし、その軽減に繋げることです。この取り組みは、地域にある課題に対して、大学生が自治体と協働して取り組んでいる地域連携の実践で、大学生が地域にある社会資源の一つとして、有機的繋がりを創る上で、接着剤の役割を果たしています。

これからも、学生たちが、地域にある課題に対して積極的に関わることで、地域の福祉に寄与することと学生自身の多様な学びに繋がればよいと考えています。

>>社会福祉学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/welfare/sw/


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