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【理学療法学科】スポーツ医科学Lab所属の4年生の佐々木美憂さん、奥山遼さん、後藤聡介さんが卒業研究で行った研究論文が「体力科学」に採択されました!

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理学療法学科4年生でスポーツ医科学Lab所属の佐々木美憂さん、奥山遼さん、後藤聡介さんが卒業研究で行った研究論文が「体力科学」に採択されました。

学部在学中の論文採択は、大箭周平くんに続いて素晴らしい快挙です。この研究は第72回体力医学会大会で発表を行ったものを今回、論文として投稿しました。

研究の具体的な内容などを少し紹介します。

月経周期が膝蓋腱の伸張性に影響を与える?

研究内容の概要:
男性よりも女性の方が発生率が高いとされているスポーツ傷害として前十字靭帯損傷や膝蓋腱炎などがあります。その要因として身体的、生理学的要因がありますが、特に女性ホルモンの影響が注目されています。しかし、女性ホルモンと膝蓋腱炎との関係については十分に検討されていません。そこで本研究では、基礎研究として、基礎体温法により分類した月経周期の各時期において(図)、膝関節を他動的に屈曲させた際の膝蓋腱長を測定し、月経周期における膝蓋腱長の変化を検討することを目的としました。

図:月経周期について
http://www.nuhw.ac.jp/topics/news/1803234.pdf (170KB)
月経周期は主に月経期・卵胞期・排卵期・黄体期の4期に区分される
黒矢印:月経初期を1日目とした10日間の基礎体温の平均値
灰色領域:低温相の変動範囲

その結果、月経周期の各時期において、各膝関節屈曲角度における膝蓋腱長には有意な差は認められませんでしたが、黄体期では膝関節屈曲0°と比較して90°、130°で膝蓋腱は有意に高値を示しました。今後検討の余地はありますが、交感神経活動による大腿直筋の筋硬度の亢進が、膝蓋腱長に影響を与えた可能性が考えられました。

佐々木さんからのコメント:
現在オリンピックが開催されていますが、本国における女性アスリートの活躍は素晴らしいものがあります。今後、本研究をベースとして更に研究を発展させることで、女性アスリートの傷害予防や競技力向上に少しでも役立てることができるように頑張りたいと思います。

研究成果のポイント:
・月経周期の中でも黄体期では、膝関節深屈曲位では膝蓋腱が有意に伸張される可能性が示唆された。

原著論文情報
佐々木美憂、江玉睦明、奥山遼、後藤聡介.「月経周期における他動的膝関節屈曲時の膝蓋腱長の変化」体力科学.

写真左から後藤聡介さん、佐々木美憂さん、奥山遼さんです。

>>理学療法学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/pt/

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