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【理学療法学科】田口徹教授と理化学研究所の国際共同研究グループの研究が英国の科学雑誌『eLife』に掲載されました!

理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター細胞外環境研究チームのチュンチュン・チェン研究員(研究当時)、筒井仰研究員(研究当時)、藤原裕展チームリーダーと本学理学療法学科の田口徹教授らの国際共同研究グループが、マウス毛包の「表皮幹細胞」が触覚受容器の正常な機能に必須であることを突き止め、皮膚で触覚が生まれる仕組みの一端を解明しました。
本研究は、英国の科学雑誌『eLife』(10月25日付け)に掲載されました。

本研究成果は、表皮幹細胞は皮膚の再生だけでなく、触覚受容に欠かせない感覚神経終末の形と機能を制御するという触覚機構の新しいメカニズムの発見であり、皮膚の触覚機構の再生や老年期の触覚機能の低下を防ぐ方法の開発などに貢献すると期待されます。

触覚は、五感のうち最も原始的な感覚で、生物の生存に不可欠です。皮膚には感覚神経の終末などからなる「触覚受容器」があり、それがさまざまな物理刺激を化学シグナルに変換した情報を、感覚神経を通して中枢神経系に伝えることで触覚を生み出しています。しかし、皮膚の触覚受容器が作られ、機能する仕組みはよく分かっていませんでした。

今回、国際共同研究グループは、毛包と毛の再生を担う表皮幹細胞が、感覚神経終末の周囲に特殊な細胞外マトリックスを形成することで、感覚神経と一体となって触覚受容器の複雑な構造と機能を生み出していることを明らかにしました。また、表皮幹細胞が、ダイナミックに再生を繰り返す毛包の中に安定かつ恒常的な組織構造を作り出すことで、毛包と感覚神経が安定に接続されることも明らかにしました。

本研究の詳細については、下記PDFをご覧ください。
http://www.nuhw.ac.jp/topics/news/181128-1.pdf (1.34MB)

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