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【理学療法学科】堀田一樹講師、小島将さん(大学院修士課程2年)がISOTT2019で受賞しました!

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2019年7月27日(金)~7月31日(水)にアメリカのアルバカーキで、47th Annual Conference of International Society on Oxygen Transport to Tissue 2019(ISOTT2019)が開催されました。

ISOTT2019は、脳、筋肉、臓器など様々な組織における酸素の輸送に関する研究者が集まる国際学会です。

本学からは、理学療法学科の運動生理Labから教員の椿教授、森下准教授、堀田講師、大学院生の博士課程1年秦さん、修士課程2年小島さんが参加しました。
また、学部4年生の佐藤くんと橋本くんが行った卒業研究も教員が代理で発表を行い、世界に発信されました。運動生理Labでは近赤外線分光法という手法を用いて、運動中の脳と筋肉における酸素輸送を測定し運動療法に関連した研究を行っています。

今回のISOTT2019には、運動生理Labから8演題の発表があり、その中から堀田講師がDietrich W. Lübbers Awardを、修士課程の小島さんがDuane F. Bruley Travel Awardを受賞しました!
運動生理Labから同時に2人の受賞者が出ることは快挙です!おめでとうございます!

運動生理Labでは、他施設との共同研究も進めています。その一つである日本大学工学部との共同研究を報告した演題もDuane F. Bruley Travel Awardを受賞しました。

発表者名、演題タイトルの詳細はこちら
http://www.nuhw-pt.jp/2019/08/-247th-annual-conference-of-international-society-on-oxygen-transport-to-tissue-2019isott20192019080.html

受賞した2名からのコメントです。

堀田一樹講師からのコメント:
運動時には、骨格筋でたくさんの酸素(血流)が必要となります。この酸素需要の増大に応えるために、血流および酸素の供給を増やすメカニズムが私たちの骨格筋には存在しています。骨格筋の毛細血管を流れる赤血球の移動速度は、心不全をはじめとする慢性疾患で低下することが動物実験で示されており、これが筋機能の低下に繋がると考えられています。
しかしながら、私たちヒトの骨格筋毛細血管の赤血球を直接観察するためには皮膚切除が必要なため侵襲的な方法となります。本研究では、近赤外分光法という光を皮膚の上から照射する方法を応用し、骨格筋の微小循環を非侵襲的かつ定量的に評価する方法を提案しました。この方法が今後広く臨床応用されることで、「なぜ体力が低下するのか?」を理解する一助となると期待しています。

小島将さん(大学院修士課程2年)からのコメント:
運動の負荷が徐々に増加する漸増負荷運動は、患者さんの体力(運動耐容能)を評価する際に臨床現場で用いられています。運動耐容能は全身に効率よく酸素を供給できるかどうかで大きく変わります。また、脳での酸素輸送は脳血流と神経活動の変化に影響を受けるため、結果の解釈が難しいです。本研究では近赤外線分光法により酸素輸送を評価し、ベクトル解析という手法で血液量と酸素交換の変化を推定し、漸増負荷運動中における脳内での酸素輸送が何に影響されるかを評価しました。結果、漸増負荷運動中は脳血液量が徐々に増加し、運動終了直前に酸素交換が急激に増加することが示唆されました。今後、運動中における脳の酸素輸送を考慮することで脳活動促進につながる運動処方を提供したいと思います。

学会中の様子と表彰式の様子を紹介します。

写真上から
・椿教授によるプレゼンテーション
・森下准教授によるプレゼンテーション
・ポスターディスカッションする博士課程の秦さん
・受賞された堀田講師
・Edwin Nemoto大会長と,運動生理Labに関連する受賞者
左から、小島さん(修士課程2年)、Edwin Nemoto大会長、堀田講師、Rahmanさん(日本大学修士課程2年)

>>理学療法学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/pt/

>>理学療法学科オリジナルサイトはこちら
http://www.nuhw-pt.jp/

>>SHAINプロジェクトの詳細はこちら
https://www.nuhw.ac.jp/shain/

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