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【看護学科】紅林佑介講師の研究論文が国際誌に採択されました。

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紅林佑介講師(看護学科・精神看護学研究室)の研究論文が国際誌「perspectives in psychiatric care」誌に採択されました。

研究概要:
看護師は夜勤などの不規則勤務をしている場合が多く、そのために睡眠障害を抱える人が多い職種です。
看護師の睡眠障害を軽減する方策を充実させるために、睡眠障害と関連する要因の探索がなされています。
しかしながら、睡眠障害と看護師の心理的特性との関連の検討は十分になされていません。
そこで、今回は心理的特性の中でも自己注目とself-compassionの2つの特性に着目し、それらと睡眠障害との関連を調査しました。
この2つの心理的特性に着目した理由は、近年、身体的健康と関連が強いことが報告されているからです。
日本の7つの精神科病院を調査施設として、そこに夜勤と日勤の両方している精神科看護師さん404名を対象に、以下の点を調査しました。
夜勤の回数、夜勤中の仮眠が許可されているか否か、睡眠障害の程度、自己注目、Self-compassionなどです。
分析の結果、精神科看護師の睡眠障害は、勤務体制と心理的特性の両方が関連していることが明らかになりました。
具体的には、睡眠障害の強さと関連したのは、勤務体制では、夜勤回数の多さ、仮眠が許可されないことなどで、心理的特性では自己注目の高さでした。

紅林講師からのコメント:
まずは本研究にご協力いただいた精神科看護師さんの皆さんへお礼を申し上げます。
本知見は、精神科看護師さんの睡眠障害への対策は、勤務体制の改善だけでなく、個々の看護師の心理的特性へのアプローチも必要で、中でも自己注目の適正化の重要さを示唆するものです。
私も病棟の看護師をしていましたが、睡眠障害はなかなかつらいものです。
看護師さんのこのような睡眠障害を少しでも軽減できる効果的なマネジメント方法の提案へつなげるべく、今後も研究を深めていきたいと思います。

原著論文情報
Kurebayashi Y: Effects of self-compassion and self-focus on sleep disturbances among psychiatric nurses, Perspectives in Psychiatric Care, Early View, DOI: 10.1111/ppc.12458

>>看護学科の詳細はこちら
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/nr/

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