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履修科目

1年次

食べ物と健康に関する基礎的知識を身につけるとともに、人体の機能と構造・疾病の成り立ち等、医学的知識を学習します。将来、管理栄養士として活躍するための人間栄養に関する十分な知識を身につけます。

2年次

1年次に引き続いて、食や栄養に関してより専門的な知識と技能を身につけます。栄養教育や地域の栄養関連のサービスに関するプログラムの作成・実施・評価の基礎を学習します。さらに、自然・社会・経済・文化と食・栄養との関わりについても学びます。

3年次

病院、老人保健福祉施設、保健所、事業所等での学外実習等を通じて、保健・医療・福祉・介護システムの概要を理解するとともに、給食運営のマネジメントを行う能力を身につけます。

4年次

卒業研究・専門演習等では、食・栄養や健康に関する課題(テーマ)を自ら設定し、それについて調査・研究を行います。将来、管理栄養士として自分の希望するフィールドで活躍するための実践力・独創性・バイタリティーを身につけます。また、栄養教諭選択者は、学校で2週間の教育実習を行います。

カリキュラム

カリキュラム

科目紹介

食品学実験

食品学実験写真

この科目では、食品中にどのような成分がどれくらいの量含まれているのかを実際に分析して調べます。 実験を通して、食品中に含まれる成分の種類や量、食品成分の化学的性質、食品成分の分析方法を体験的に学び理解を深めます。

栄養学実習Ⅱ

栄養学実習Ⅱ写真

この科目では、乳児期から高校生までの各ライフステージに合わせて対象者の特徴を把握し、献立を立てて実際に調理することで実践的な栄養を学びます。また、アスリート向けの実習も併せて行います。対象者を的確に把握するアセスメント力、献立作成力、調理スキルなど多くの力を磨く授業です。

給食経営管理実習Ⅰ・Ⅱ

給食経営管理実習Ⅰ・Ⅱ

実習Ⅰでは、給食の基礎となる給食経営管理の基本を大量調理を通して学びます。また、実習Ⅱは、その応用編として病院・学校・事業所・高齢者福祉施設など、各特性を理解し、ニーズに応じた栄養アセスメント、栄養計画など、実践的な対応力修得を目指す本学オリジナル授業です。

解剖生理学実習I・II

解剖生理学実習I・IIの基礎写真

この科目では、人体の構造と機能について学びます。人体の構造を知るために、人体解剖模型を用いて臓器の位置や形状についての理解を深めます。人体の機能については、動物実験や血圧測定などにより学びます。その他に、人体にある酵素がどのように糖やタンパク質を分解するかを実験を通じて学びます。

食品衛生学実験

実験の基礎写真

この科目では、「食品の安全」について学びます。食品添加物の検出や、調理に使用している油脂や生鮮食品の変質といった食品に関連するものから、身の回りにいる菌の培養や、顕微鏡を用いた食中毒菌の観察、菌の同定などを通して、科学的な幅広い理解を深めます。

調理学実験

医学基礎写真

「調理」は、私たちにとって生活の一部であり、非常に身近な存在です。この科目では、「調理」の過程において発現する食品変化について、様々な調理操作によって再現します。さらに色、味、物理性質などを比較することで、調理操作の持つ意義を理解していきます。

医学基礎

医学基礎写真

この科目では、疾病の原因とその成り立ちについて学びます。具体的な疾病としては、がんやアレルギーなどの免疫異常、ホルモン異常、血液の病気、感染症などがあります。解剖生理学や生化学をもとに、医学の基礎的な知識や用語を学びながら、疾病の診断、治療、予後についての理解を深めます。

栄養学実習Ⅰ

この科目では、生化学・栄養学で学んだ知識を活かして実験・実習を行います。食品を分解して栄養計算のスキルを磨いたり、自分の尿から自分が摂取した食塩量を測定したりします。また、血糖値の食前食後での推移についても測定します。自らの身体を通して、栄養学の学びを深めていきます。

栄養教育実習Ⅱ

栄養教育実習Ⅱ写真

この科目では、科学的根拠に基づく効果的な栄養指導のアセスメント、計画、実施、評価までの一連の方法を学びます。指導する対象は、幼児から高齢者、妊婦、アスリート、そして食物アレルギーや生活習慣病を持つ方々など多岐に渡ります。さらに、学生による模擬患者への個別栄養指導も実施します。

臨床栄養管理演習

食品学Ⅰ・Ⅱ、食品学実験写真

近年、栄養補給法は多様化し、経口栄養補給法(食事療法)だけで栄養が確保できない場合、保健機能食品(特定保健食品など)やサプリメントなどを活用した栄養療法を立案する必要があります。そのため、この科目では、患者様の栄養状態を判定し、栄養状態を維持するための栄養補給法について、様々な角度から総合的に学びます。

実験の基礎

食品学Ⅰ・Ⅱ、食品学実験写真

この科目では、専門分野の様々な実験へスムーズに移行できるよう、実験に必要な基礎的知識と技術を身につけることを目的としています。身近な材料を用いた簡単な実験を通して、実験中に注意すべきこと、試薬や器具類の取り扱い、基本操作、実験記録の取り方・数値の扱い方、レポートの書き方などについて学びます。

食品加工学実習

食品加工学実習

加工食品は、どのように製造され流通しているのでしょうか。この科目では、加工食品の製造や保存の原理、製品管理や包装、食品の規格や表示などについて学びます。また実際に授業の中で、ふだん購入することの多い豆腐やコンニャク、バター、ソーセージなどを作製し、その加工原理を学びます。

臨床栄養管理

臨床栄養管理は、患者様の栄養状態を的確に判定し、さらに栄養教育の実施により、栄養状態を維持するための栄養補給法を学ぶ科目です。 近年、栄養補給法は多様化し、経口栄養補給法(食事療法)だけで栄養が確保できない場合、保健機能食品(特定保健食品および栄養機能食品)やサプリメントなどを活用した栄養療法を立案して、摂取栄養量の管理のみではなく、いろいろな角度から実践・実習を取り入れた総合的に行う授業です。