【義肢装具自立支援学科】
優れたQOLサポーターになるための3ポリシー

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【義肢装具自立支援学科】優れたQOLサポーターになるための3ポリシー

本学では建学の精神「優れたQOLサポーターの育成」のもと、優れたQOLサポーターに求められる資質・能力を5項目あげ、その英語の頭文字をとって「STEPS」と定義し、3ポリシーの中で使用しています。

アドミッション・ポリシー

[ Science&Art ] 科学的知識と技術を活用する力
義肢装具ならびに福祉用具・機器を理解することのできる高等学校卒業相当の基礎学力を有する。

[ Teamwork&Leadership ] チームワークとリーダーシップ
他者の意見や考え方を尊重し、チームの一員として主体的に目標に向かって活動する態度を有する。

[ Empowerment ] 対象者を支援する力
対象者に理解を示し、支援に向けて主体的に行動する能力を有する。

[ Problem-solving ] 問題を解決する力
身近な事象に対して問題意識をもち、論理的に考えるとともに、対策を講じて解決する能力を有する。

[ Self-realization ] 自己実現意欲
義肢装具士を目指す強い意志をもつとともに、国内外の義肢装具、福祉用具・機器にも関心をもち、積極的に学ぼうとする高い意欲を有する。

カリキュラム・ポリシー

[ Science&Art ] 科学的知識と技術を活用する力
1年次は義肢装具ならびに福祉用具・機器を客観的に分析する基礎科目を配置する。2年次から3年次にかけて、応用的基盤を構築するために、対象者を客観的に分析する方法について学ぶ科目を配置する。また、3年次から4年次にかけて、専門分野を客観的に分析探求するスキルを習得するために、卒業研究を配置する。成果は当該科目の成績および国家試験合格率により評価する。

[ Teamwork&Leadership ] チームワークとリーダーシップ
1年次はチームワークとリーダシップの基礎的なスキルを構築するために、基礎ゼミを配置する。2年次は多職種を理解し連携を図る基礎を構築するために、全学的な連携基礎ゼミを配置する。2年次から4年次にかけて、義肢装具士としての役割やチーム医療を実践する一員としての位置付けを学ぶために臨床実習を配置する。成果は当該科目ならびに臨床実習の成績により評価する。

[ Empowerment ] 対象者を支援する力
1年次は対象者を支援する力を身に着けるための基本的な製作技術を習得する実習科目を配置する。2年次から3年次にかけて、実際の義肢装具ならびに福祉用具機器使用者をモデルにした実習科目を配置する。4年次は特殊な対象者を想定した科目を配置する。成果は当該科目の成績により評価する。

[ Problem-solving ] 問題を解決する力
2年次から3年次にかけて、対象者を客観的に分析するために実際の義肢装具ならびに福祉用具機器使用者をモデルとした実習科目を配置する。また、2年次から4年次にかけて、実践的に問題解決の力を構築するために臨床実習を配置し、3年次から4年次にかけて卒業研究を配置する。成果は当該科目および臨床実習の成績により評価する。

[ Self-realization ] 自己実現意欲
1年次は幅広い分野に関心を持つために、基礎・教養科目を配置する。また2年次から4年次にかけて、将来を見据えた自己実現に向け臨床現場での義肢装具ならびに福祉用具・機器の仕事、および関連職種について学ぶ臨床実習を配置する。また国際交流などの活動を通して海外の義肢装具および対象者の状況などについても学ぶ。成果は当該科目の成績ならびに国家試験合格率、国際レベルの資格取得状況により評価する。

ディプロマ・ポリシー

[ Science&Art ] 科学的知識と技術を活用する力
科学的根拠に基づいた義肢装具および福祉用具・機器等の知識と技術を有し活用できる。

[ Teamwork&Leadership ] チームワークとリーダーシップ
多職種とのコミュニケーションを通して対象者の情報を収集し、かつICTを活用して情報を共有してチームワークを図ることができる。また多職種から得られた情報をもとに専門とする分野のアプローチを推進することができる。

[ Empowerment ] 対象者を支援する力
高い倫理観と責任感および寛容な人間性を持って対象者の人権の尊重と価値観に対応し、そのQOLを高めることができる。

[ Problem-solving ] 問題を解決する力
対象者の抱えている問題に対し、多職種と連携・協働して情報を収集し、分析、対策を検討することによって問題を解決することができる。

[ Self-realization ] 自己実現意欲
グローバルな社会の変化に対応した教養を持ち、技術的進歩に関心を持ち、生涯を通じて自らの専門的知識と技術を高めることができる。

義肢装具士の業務指針とSTEPSのマッチング

下記表は、本学の掲げる各学科のSTEPSが各職種の業務指針などと整合性がとれているかのマッチングを確認したものです。※業務指針などの出典は、表の下部に記載。
各表の左の列には業務指針などの項目が並び、表頭には順にS・T・E・P・Sの欄が並んでいます。
業務指針とSTEPSの内容が項目全体として良く合致する場合には◎が記載され、項目の中のキーワードが良く合致する場合には〇が記載されています。
結果をご覧いただくと、本学のSTEPSが各専門職の業務指針などと良く一致していることがご確認いただけると思います。

  S T E P S
①対処疾患の治療に関わる診療の補助
②対象疾患ならびに障がいを評価し、義肢装具デザインを提案  
③処方された義肢装具に基づいた肢位による採寸・採型     
④処方された義肢装具に基づいたモデル修正    
⑤製作に関する管理  
⑥適合評価
⑦装着や取扱い方などの管理方法に関する指導      
⑧見積や価格等に関する管理      
⑨アフターフォローに関する管理    
⑩個人情報に関する管理      

(出典)義肢装具士法の解説・関連法規
(中央法規出版)より業務指針を抽出

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