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医療技術学部

Department of Orthoptics and Visual Sciences

学びの特色

1.すべての人の眼の健康を守り、視機能の発達をサポート

視能訓練士は「眼」という複雑な器官を正確に検査し、医師に診断や治療に必要なデータを提供する眼科検査のスペシャリストであり、眼の健康を守る専門家でもあります。視力低下は眼以外の病気が引き起こすケースもあることから各診療科との連携は欠かせず、チーム医療において重要な役割を担っています。近年は、小児の近視人口増加や高齢化に伴う老眼鏡の利用者増、アスリートのパフォーマンス向上に繋がる「スポーツビジョントレーニング」が注目を集めるなど、眼鏡メーカーやスポーツの現場など活躍の場は多岐に渡ります。

2.種類、台数ともに充実した検査機器即戦力を養成する。

眼科一般検査をはじめ、視機能訓練士が行う100種類以上の眼科検査のほとんどを学べるよう多種多様な検査機器を複数メーカーで用意。より現場に即した実習を実現しています。低視覚者の生活サポートなどを学べるロービジョンコーナーほか、視機能訓練士に必要なあらゆる知識と技術を身につけることができます。

3.国家資格取得から就職実現まで、一人ひとりを徹底サポート

個別指導や特別講義を通して、一人ひとりの理解度に応じた丁寧な指導を実現。2年次からはじまる早期の国家試験対策により、2024年度も全国平均を大きく上回る国家試験合格率100%を達成しました。個別相談や面接試験対策など、キャリア支援センターと連携した充実のサポートで就職率も100%を叶えています。

「視能訓練士」「眼鏡作製技能士」「同行援護従業者」のトリプルライセンスの取得が可能

2022年度に全国で初めて、トリプルライセンスの取得が可能なカリキュラムを設置。眼鏡分野の専門スキルを兼ね備えた視能訓練士は、眼科医療の分野にとどまらず、様々な人の生活の質(QOL)の維持・向上にも大きく貢献しています。小児の近視や高齢者の老眼が多い日本において、その活躍のフィールドは、眼鏡販売店やコンタクトレンズ専門店などへも広がっています。

学科の取り組み

本学で初!視機能科学科の学生3名が眼鏡作製技能士(2級)国家検定試験に在学中に合格!

視機能科学科の4年生3名が、2025年度に実施された眼鏡作製技能士(2級)国家検定試験に在学中に合格しました。本学として、同試験の在学生合格者を輩出するのは今回が初めてとなります。眼鏡作製技能士は、眼鏡作製に関わる高度な技能を有することを証明する資格で、2022年に創設されました。2級の全国合格率(2025年度)は学科試験48.5%、実技試験44.0%と難易度が高い資格です。本学科では、2022年度より同試験の受験に対応した独自の教育プログラムを整備し、3年生の4月から専門教育を行っています。その結果、2025年度は4年生3名が合格しました。また、これまでに本学からは2級合格者3名、1級合格者2名を輩出しています。

実習をする学生

OTHERS

学科開設以来、高い就職率で目標とする施設への就職を実現!

2023年3月に本学科の第6期生が卒業し、第1〜6期生の就職累計内定率は、99.6%(内定者281名/就職希望者282名)を達成することができました。2023年度は就職希望者37名に対して、215件の求人が全国各地から寄せられ、卒業生は、自身の目標に合わせ、大学病院や総合病院などへの就職を実現しています。今後も本学科では、就職を希望する学生を全面的にバックアップし、高水準の就職内定率の実現を目指していきます。

強化指定クラブとの連携で選手への視覚評価を実施!

スポーツを行ううえで「視覚」は競技パフォーマンスに大きく左右します。そこで本学の強化指定クラブと連携し、アスリートへの視覚評価を行っています。この取り組みではアスリートの基礎的な視機能を把握するための視力や眼の度数に関する検査などを幅広く行っています。さらに競技をしている時に装用しているコンタクトレンズ度数などが適正であるか、眼や視覚のプロフェッショナルとしてアドバイスを行いながら、アスリートへのサポートを行っています。

眼鏡の作製とフィッティングに関する実習

適切な眼鏡度数を選定することは視能訓練士の主要な業務の一つですが、実際に眼鏡を作るのは眼鏡作製技能士です。この実習は、実際にレンズを加工してフレームに枠入れし、顔に合わせてフィッティング調整するという、眼鏡分野の仕事を体験するもので、他の養成校ではほとんど実施できていない内容です。具体的には、自分の顔に合ったフレームを選定し、レンズを自動加工機にかけて枠入れ加工した後、できあがった眼鏡のかけ具合を調整します。レンズ度数の決定だけでなく、眼鏡加工からフィッティングに至る一連の流れを体験しながら学べるユニークな実習です。

視機能科学科公開講演会

視機能科学科では毎年、「視機能科学科公開講演会」を開催しています。毎回、視能訓練士・眼科・視覚に携わる著名な先生方をお招きし、その時々のホットな学びの特色についてご講演いただいています。

~過去の講演会~
第1回 阿部春樹 先生 (初代学科長、新潟大学 名誉教授)
第2回 Eberhart Zrenner 先生 (Tübingen大学 教授)
第3回 内川 惠二 先生 (東京工業大学 名誉教授)
第4回 田淵 昭雄 先生 (川崎医科大学・川崎医療福祉大学 名誉教授)
第5回 深井 小久子 先生 (日本視能訓練士協会 前顧問)
第6回 和田 友紀 先生 (神戸大学 視能訓練士),荒木 俊介 先生 (川崎医大 視能訓練士)
第7回 小林 昭子 先生 (新潟医療福祉大学 教授)

社会に求められる視能訓練士

超高齢社会の進展や視覚を取り巻く環境の変化に伴い、2030年には視覚障害者数が200万人にまで達すると予測されています (調査: 日本眼科医会)。一方、視能訓練士は、有資格者数が約1万4,500人(2017月12月31日現在/公益社団法人 日本視能訓練士協会)しかおらず、圧倒的に人材が不足しています。また、2010年には「眼科コメディカル全国統一試験」が廃止され、眼科検査・訓練を行うことができる専門職は視能訓練士のみとなり、国家資格である視能訓練士の早急な育成が強く求められています。本学科では、これらのニーズに対応できる質の高い視能訓練士を育成します。

現役視能訓練士 (卒業生) による在学生へ向けた講演会

視機能科学科では、現役視能訓練士の卒業生を招いて在学生に向けた講演会を行っています。これは卒業後,眼科外来で臨床業務に就いている卒業生から、自身が在学中の講義を受ける姿勢や国家試験、卒業研究への取り組みを講演してもらうものです。在学生にとっては自身の大学生活を見直し、将来像を明確にしたり、日々のモチベーションをさらに上げるきっかけになっています。