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臨床技術学科

ゼミ紹介

中村ゼミ 血液浄化療法の治療システムに関する研究

中村 藤夫教授写真

中村 藤夫
Fujio Nakamura
教授

現在、慢性透析患者様は全国で32万人(2016年末)に達しています。この疾患は腎移植以外には治療法がなく、一生続けなければなりません。しかし、血液浄化療法は慢性腎不全のみならず、閉塞性動脈硬化症、敗血症、薬物中毒などの疾患に対して様々な治療法を提供しています。これらの治療法は、合成高分子材料、材料工学などの発展により、病因物質を除去することが可能となりました。本ゼミでは、「Wライセンス取得者(臨床技術者)」の育成という観点から工学分野、検査分野の両方の視点から研究を行い、また、外部施設と連携しながら研究しています。

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安藤 諒写真

臨床技術学科4年
安藤 諒
新潟県
新潟南高校出身

私は、臨床検査技師と臨床工学技士のそれぞれの知識を活かしたいと考え、本ゼミを選びました。人工血液透析治療では血液を脱血する血管管理が重要となります。そこで私は、臨床検査・臨床工学それぞれの視点から、超音波による血流速度と年齢の相関に関する研究を行いました。この研究を、将来病院で活かしていきたいです。

<ゼミの研究内容例>
●血液浄化療法に関する研究
●透析液清浄化に関する研究
●透析患者様のバスキュラーアクセス管理に関する研究 など

渡邊ゼミ超音波画像診断に関する研究

渡邊 博昭教授写真

渡邊 博昭
Hiroaki Watanabe
准教授

超音波画像診断は、身体に痛みを伴わない非侵襲検査として広く普及しています。検査によって、腹部の疾患を発見することや心臓の大きさや動きを見たりします。しかし、一方で診断装置の適切な設定を怠った場合、あるいは不十分な手技などによって疾患の発見率が低下する恐れがあります。本ゼミでは、医療安全の観点から、患者様に不安を与えない検査の進め方や疾患を見落とさず適切な診断に結びつけるための研究を行っています。また、現在は臨床検査技師が超音波画像診断に携わる機会が多くなっているため、研究を通してゼミ生に検査手技の指導も行っています。

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駒形 晴日写真

臨床技術学科4年
駒形 晴日
新潟県
六日町高校出身

私は、ナットクラッカー症候群について研究しました。ナットクラッカー症候群には明確な基準となる値がなかったため、まずその基準値を検討してみました。研究では、主にエコーを使用しましたが、渡邊先生の丁寧な指導で、走査やモードなどの使用方法をより深く学ぶことができました。将来、生理検査を行う際に活かしたいです!

<ゼミの研究内容例>
●胆嚢の収縮能に関する研究
●血管の動脈硬化に関する研究
●超音波画像診断と医療安全に関する研究

川村ゼミ人体の病原体排除のメカニズムに関する研究

川村 宏樹准教授写真

川村 宏樹
Hiroki Kawamura
准教授

私は、臨床検査の中で、「人間の体が自分でない物(病原体など)を排除する」メカニズムである“免疫”という分野を担当しています。研究は、この“免疫”のメカニズムに重要な認識機構と影響を与える因子、検査法の改良を目的として行っています。一般的に研究の魅力は、未だ誰も見つけていない現象を発見することと言われがちですが、私は、研究の先にある自分の論文が他の研究者の参考となった時に「貢献できて良かった」と思うことに魅力を感じます。研究は、同じ分野を研究している他大学とも連携しながら進め、今後もさらなる発展を目指していきます。

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駒形 晴日写真

臨床技術学科4年
坂田 理穂
新潟県
長岡高校出身

本ゼミの特徴は、研究を行うことだけでなく、研究論文の「文章の構成をいかに論理的に作成するか」にも力を入れていることです。将来、臨床検査技師として活躍を目指す私にとって、医師など他職種への説明、また研究会、学会での論文発表などの際に、本ゼミでの学びが大きな強みになると確信しています。

<ゼミの研究内容例>
●輸血検査の検査薬に関する研究
●炎症反応に関する研究
●学生時代と就職してからの他職種連携の相違に関する研究

小澤口ゼミ 医療用各種センサーに関する研究

小澤口治樹教授写真

小澤口 治樹
Haruki Kozawaguchi
教授

新機能センサーの医療機器への応用

医療機器の中には、脳波、血流、呼吸、筋肉の動きや内臓を捉えた超音波信号を電気信号に変えて処理するものがあり、様々なセンサーが使用されています。これらセンサーの性能が、医療機器の使い易さを左右しているといっても過言ではありません。近年では、「光」「放射線」「におい」 などの新しいセンサーの高性能化・小型化も進んでいます。本ゼミでは、こうした新機能センサーを医療機器などに適応することを目的に研究を進めています。研究を通して、新しい医療用測定器を開発し、医療機器開発の分野に貢献していきたいと考えています。

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久保野ゼミ 医療用各種センサーに関する研究

久保野勝男教授写真

久保野 勝男
Katsuo Kubono
教授

正常かつ迅速な臨床検査の提供のために

臨床検査の多くが自動分析装置により実施されている一方で、そこには時として様々な落とし穴があります。もっとも頻繁に実施される臨床化学検査は、正常かつ迅速にその情報を医師をはじめとした診療側に提供することが求められ、検査室は確実な検査結果を提供していく責任があります。本ゼミでは、これらの臨床検査に及ぼす影響因子の検知・解 析と適切な対処の研究を行っています。本ゼミでの研究を通して得られる技術とマインドは、将来、医療現場で臨床検査技師としての活躍したいと考える学生への揺るぎない基盤になると確信しています。

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藤井ゼミ 体外循環中の生体反応に関する研究

藤井 豊助教写真

藤井 豊
Yutaka Fujii
助教

より良い体外循環法の提供を求めて

心臓血管手術を受ける患者様や肺機能が低下した患者様は、自身の心臓で血液の循環および肺での酸素化が維持できません。その際に、人工心肺や補助循環と呼ばれる体外循環が使用されます。体外循環は、循環器や呼吸器分野で多く使用され、日本では約5万症例、世界に目を向けると約130万症例が行われており、なくてはならない医療技術です。しかし、一方で様々な合併症を引き起こすことが知られています。本ゼミでは、体外循環中の生体反応のメカニズムの解明や生体適合性が高い機器の開発を行い、より良い体外循環法を提供するための研究を行っています。

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追手ゼミ 腎臓の画像解析法に関する研究

追手 巍教授写真

追手 巍
Takashi Oite
教授

研究心を持つ医療従事者育成を目指して

様々な解析方法を用いて腎臓病進行に関わる要因を探し出す研究を行っています。学生は、研究活動を通して研究結果を科学論文にまとめる初歩を学び、研究の面白さや奥深さを知ることができます。

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牧口ゼミ 医療施設の「システム安全」に関する研究腎臓の画像解析法に関する研究

牧口 智夫准教授写真

牧口 智夫
Tomoo Makiguchi
准教授

質が高く、安心・安全な医療を探求

医療機器、使用環境、患者様や医療スタッフを大きな一つの「システム」として捉え、安全管理・安全対策を行う考え方を、「システム安全」といいます。近年、この「システム安全」という考え方を用いて、患者様の安全をさらに確保するためのリスクマネジメントを行う医療施設が増えてきています。そこで、本ゼミでは臨床工学の視点から、医用機器の安全管理手法を通して「システム安全」のあり方を学生と一緒に研究し、「質が高く、安心・安全な医療」とは何かを探求しています。

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池上ゼミ 細胞異常に関する研究

牧口 智夫准教授写真

池上 喜久夫
Kikuo Ikegami
講師

研究者マインドを育成する

すべての生物は細胞から成り立っており、細胞の異常が心身の病気を引き起こします。そのため、細胞の変化をいち早く正確に捉えることで、早期の治療に結びつけることができます。本ゼミでは、細胞形態や性質の変化に着目し細胞異常を見抜き、病変の早期発見に役に立つ研究を進めています。また、病理標本を作製する際に必要な、知恵や工夫を科学的に検証することで、美しい標本を作製する技術の向上に繋がる研究を進めています。

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尾崎ゼミ 医療関連感染対策に関する研究

尾崎京子教授写真

尾崎 京子
Kyouko Ozaki
教授

他の医療職種と感染対策を実践

病原体は、医療が高度に発展した現在においても様々な形で人々を襲ってきます。病院では、免疫力が低下し感染にかかりやすい患者様が多く、重症な感染症になってしまう場合があります。本ゼミでは、介護施設も含めた医療関連施設における感染対策に関わる研究を行っています。現在、市内の病院と連携し、様々な問題やその解決策に取り組んでいます。そして、将来チーム医療の一員として、他の医療職種と一緒に感染対策を実践できる臨床技術者の育成を目指しています。

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高橋ゼミ カテーテルに関する研究

髙橋良光助教写真

髙橋 良光
Yoshimitsu Takahashi
講師

カテーテル改良の可能性を追求

血液中の老廃物を排泄し、血液を浄化するのが腎臓です。しかし腎臓が悪くなると老廃物がたまり、命を失うこともあります。機能の低下した腎臓を代行するのが「透析」、つまり血液浄化療法です。患者様の血管に管を挿入し、血液を人工腎臓へ送り、きれいにして再び体内へ戻します。この時、血管に挿入するストロー状の「カテーテル」が、私の研究テーマです。カテーテルが詰まるなどのトラブルが発生するとアラームが鳴り響き、患者様も不安になられます。近隣病院と連携しカテーテル改良の可能性を日々追い求めています。

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長濱ゼミ 生体材料の細胞病理学に関する研究

戸島知之教授写真

長濱 大輔
Daisuke Nagahama
教授

「診断」は「治療」の始まり

本ゼミでは、生体の組織および構成細胞を生物顕微鏡で観察し、病気の診断をするための研究を行っています。診断は、治療の始まりであり重要です。正確な診断を行うためには、良好な標本を作製し、各種の染色法および物理化学反応に精通していることが望まれます。臨床研究では「対象への観察眼」「問題の発見と自己解決能力」「発想と創造力」などが大切となります。本ゼミでは、医学研究への取り組み方とメディカルスタッフとしての研究者マインドの育成を目指します。

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※学生の在籍学年は2017年度在籍時のものです。

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