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臨床技術学科

ゼミ紹介

長濱ゼミ 医療技術安全管理に関する研究

長濱 大輔教授写真

長濱 大輔
Daisuke Nagahama
教授

医療現場では、様々な危険性と隣り合わせで医療行為が行われています。近年では、確実な診断が可能で、体への負担が少ない「先端医療技術」を用いて病気の診断や治療、そして予後を推定しています。しかし、無理な適用は予期せぬインシデント(医療ミスが発生したが患者に影響がないケース)やアクシデント(医療ミスが発生し患者に影響があるケース)を起こしかねません。本ゼミでは、医療事故の危険を回避し安全性を確保するという考え方である「医療安全管理学」を学ぶとともに、事故の原因を明らかにし、二度と同じミスが起こらないような対策をとることを目的に研究しています。

教員詳細情報


橋本 れの写真

臨床技術学科4年
橋本 れの
福島県
安積高校出身

私は、実際に発生した医療事故に関する報告書をもとに統計を行い、現代の医療体制に潜む問題点と改善点について研究しました。この研究を通して、事故が起きた因果関係を調査する力と問題を解決する力を養えたと思います。将来は、この研究を院内のマニュアル作成や他職種との連携に活かし、組織の中心で働ける医療専門職になりたいです。

<ゼミの研究内容例>
●臨床工学技士の医療安全管理に関する研究
●輸血時の医療安全管理に関する研究
●病理組織検査の医療安全管理に関する研究

尾崎ゼミ 微生物検査学に関する研究

尾崎 京子教授写真

尾崎 京子
Kyouko Ozaki
教授

医療が高度に発展した現代においても、様々な病原体による感染症はなくなりません。病原体には、これまで発見されていなかった新しい種や抗生物質が効かない薬剤耐性を獲得し常に進化する種などもあります。そのような病原体によって、免疫力が低下した人たちだけでなく、健康な人でも感染症を発症することは少なくありません。そこで本ゼミでは、病原体の性質を調べたり、感染症の診断や治療に有効な抗菌薬(抗生物質)を調べる検査法を研究しています。また、医療施設で起こりやすい、医療関連感染対策についても研究を行い、将来の医療現場で役に立てられるよう研究を進めています。

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松井 杏華写真

臨床技術学科4年
松井 杏華
新潟県
巻高校出身

私は本ゼミで、微生物について研究しました。検体を採取してから検査に使用するまで菌数を保持するための培地の研究や感染性胃腸炎の原因となる菌の培地の比較・検討など、臨床現場で行われる基礎的な研究を行いました。研究で得た知識を活かして、将来は臨床検査技師として正確な検査結果を出すことに役立てたいです。

<ゼミの研究内容例>
●健康な大学生由来の黄色ブドウ球菌に関する研究
●市中感染型MRSAに関する研究
●手指乾燥機の細菌学的汚染調査に関する研究

高橋ゼミ 命を守る最新医療機器に関する研究

髙橋 良光講師写真

髙橋 良光
Yoshimitsu Takahashi
講師

近年、医療の進歩による医療機器の高度化に伴い、最新の医療機器を安全で的確に操作することのできる臨床工学技士が求められています。臨床工学技士は「人工透析装置」や「人工呼吸器」といった生命維持装置の操作・点検を行います。その中で本ゼミでは、透析治療を行う際に使用する「針の形状」を研究し、患者様にとってできるだけ痛みを伴わない治療方法を確立するために研究を進めています。また、「人工呼吸器」が与える肺への影響を研究することを目的に、豚の肺を使用し設定条件を変化させながら観察・評価しています。患者様の役に立つ研究を、楽しみながら一緒にしてみませんか?

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永井 涼太写真

臨床技術学科4年
永井 涼太
長野県
諏訪二葉高校出身

私は本ゼミで、臨床工学技士が関わる透析装置や人工呼吸器といった医療機器の管理について研究をしています。人工呼吸器の設定条件が患者様にどのような影響を与えるのかについて、人間の肺に構造が似ている豚の肺を用いて比較・検討を行いました。この研究で得た知識を将来臨床現場で活かしていきたいです。

<ゼミの研究内容例>
●スマートフォンを用いた医療機器の教育的活用に関する研究
●人工呼吸器がブタ肺に与える影響に関する研究
●スマートフォンが医療機器に与える影響に関する研究

中村ゼミ 血液浄化療法に関する研究

中村 藤夫教授写真

中村 藤夫
Fujio Nakamura
教授

現在、慢性透析患者様は全国で32万人(2016年末)に達しています。この疾患は腎移植以外には治療法がなく、一生続けなければなりません。しかし、血液浄化療法は慢性腎不全のみならず、閉塞性動脈硬化症、敗血症、薬物中毒などの疾患に対して様々な治療法を提供しています。これらの治療法は、合成高分子材料、材料工学などの発展により、病因物質を除去することが可能となりました。本ゼミでは、「Wライセンス取得者(臨床技術者)」の育成という観点から工学分野、検査分野の両方の視点から研究を行い、また、外部施設と連携しながら研究しています。

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渡邊ゼミ超音波画像診断に関する研究

渡邊 博昭教授写真

渡邊 博昭
Hiroaki Watanabe
准教授

超音波画像診断は、身体に痛みを伴わない非侵襲検査として広く普及しています。検査によって、腹部の疾患を発見することや心臓の大きさや動きを見たりします。しかし、一方で診断装置の適切な設定を怠った場合、あるいは不十分な手技などによって疾患の発見率が低下する恐れがあります。本ゼミでは、医療安全の観点から、患者様に不安を与えない検査の進め方や疾患を見落とさず適切な診断に結びつけるための研究を行っています。また、現在は臨床検査技師が超音波画像診断に携わる機会が多くなっているため、研究を通してゼミ生に検査手技の指導も行っています。

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川村ゼミ免疫に関する研究

川村 宏樹准教授写真

川村 宏樹
Hiroki Kawamura
准教授

私は、臨床検査の中で、「人間の体が自分でない物(病原体など)を排除する」メカニズムである“免疫”という分野を担当しています。研究は、この“免疫”のメカニズムに重要な認識機構と影響を与える因子、検査法の改良を目的として行っています。一般的に研究の魅力は、未だ誰も見つけていない現象を発見することと言われがちですが、私は、研究の先にある自分の論文が他の研究者の参考となった時に「貢献できて良かった」と思うことに魅力を感じます。研究は、同じ分野を研究している他大学とも連携しながら進め、今後もさらなる発展を目指していきます。

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池上ゼミ 細胞異常に関する研究

池上 喜久夫講師写真

池上 喜久夫
Kikuo Ikegami
講師

すべての生物は細胞から成り立っており、細胞の異常が心身の病気を引き起こします。そのため、細胞の変化をいち早く正確に捉えることで、早期の治療に結びつけることができます。本ゼミでは、細胞形態や性質の変化に着目し細胞異常を見抜き、病変の早期発見に役に立つ研究を進めています。また、病理標本を作製する際に必要な、知恵や工夫を科学的に検証することで、美しい標本を作製する技術の向上に繋がる研究を進めています。

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小澤口ゼミ 医療用各種センサーに関する研究

小澤口 治樹教授写真

小澤口 治樹
Haruki Kozawaguchi
教授

新機能センサーの医療機器への応用

医療機器の中には、脳波、血流、呼吸、筋肉の動きや内臓を捉えた超音波信号を電気信号に変えて処理するものがあり、様々なセンサーが使用されています。これらセンサーの性能が、医療機器の使い易さを左右しているといっても過言ではありません。近年では、「光」「放射線」「におい」 などの新しいセンサーの高性能化・小型化も進んでいます。本ゼミでは、こうした新機能センサーを医療機器などに適応することを目的に研究を進めています。研究を通して、新しい医療用測定器を開発し、医療機器開発の分野に貢献していきたいと考えています。

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久保野ゼミ 臨床検査のピットフォールに関する研究

久保野 勝男教授写真

久保野 勝男
Katsuo Kubono
教授

正確かつ迅速な臨床検査の提供のために

臨床検査の多くが自動分析装置により実施されている一方で、そこには時として様々な落とし穴があります。もっとも頻繁に実施される臨床化学検査は、正確かつ迅速にその情報を医師をはじめとした診療側に提供することが求められ、検査室は確実な検査結果を提供していく責任があります。本ゼミでは、これらの臨床検査に及ぼす影響因子の検知・解析と適切な対処の研究を行っています。本ゼミでの研究を通して得られる技術とマインドは、将来、医療現場で臨床検査技師として活躍したいと考える学生への揺るぎない基盤になると確信しています。

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藤井ゼミ 体外循環中の生体反応に関する研究

藤井 豊講師写真

藤井 豊
Yutaka Fujii
講師

より良い体外循環法の提供を求めて

心臓血管手術を受ける患者様や肺機能が低下した患者様は、自身の心臓で血液の循環および肺での酸素化が維持できません。その際に、人工心肺や補助循環と呼ばれる体外循環が使用されます。体外循環は、循環器や呼吸器分野で多く使用され、日本では約5万症例、世界に目を向けると約130万症例が行われており、なくてはならない医療技術です。しかし、一方で様々な合併症を引き起こすことが知られています。本ゼミでは、体外循環中の生体反応のメカニズムの解明や生体適合性が高い機器の開発を行い、より良い体外循環法を提供するための研究を行っています。

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追手ゼミ 腎臓の画像解析法に関する研究

追手 巍教授写真

追手 巍
Takashi Oite
教授

研究心を持つ医療従事者育成を目指して

様々な解析方法を用いて腎臓病進行に関わる要因を探し出す研究を行っています。学生は、研究活動を通して研究結果を科学論文にまとめる初歩を学び、研究の面白さや奥深さを知ることができます。

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牧口ゼミ 医療施設の「システム安全」に関する研究腎臓の画像解析法に関する研究

牧口 智夫准教授写真

牧口 智夫
Tomoo Makiguchi
准教授

質が高く、安心・安全な医療を探求

医療機器、使用環境、患者様や医療スタッフを大きな一つの「システム」として捉え、安全管理・安全対策を行う考え方を、「システム安全」といいます。近年、この「システム安全」という考え方を用いて、患者様の安全をさらに確保するためのリスクマネジメントを行う医療施設が増えてきています。そこで、本ゼミでは臨床工学の視点から、医用機器の安全管理手法を通して「システム安全」のあり方を学生と一緒に研究し、「質が高く、安心・安全な医療」とは何かを探求しています。

教員詳細情報


※学生の在籍学年は2018年度在籍時のものです。

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