リハビリテーション学部 Department of Speech, Language, and Hearing Sciences
言語聴覚学科

リハビリテーション学部 Department of Speech, Language, and Hearing Sciences
将来は医療現場で働いてたくさんの人を助けたいと考えていました。私自身は、リハビリを受けたことはないけれど、中学生の時に友達からリハビリの話を聞いて興味を持ち始めました。また、高校性の時に病院で働いている言語聴覚士の方の話をリモートで聞く機会があり、益々興味がわき始めました。もともと子どもが大好きで、言語聴覚士は子どもと関わることも多く、また高齢化が進む中すごく需要が高まっていることを知りこの学科を選びました。
科目名:音声学
この科目では、人間が筋肉などの器官をどう動かして音声を発するのかを学びます。授業内で、いろんな単語や自分の好きな歌の歌詞を国際音声記号を用いて書いたりします。授業中いろんな単語を国際音声記号で書く練習をしたり、実際に声を出して発音したりするおかげで、国際音声記号や口のどの部分を動かして音を発生するのかについての理解を深めやすいです。
私の将来の夢は、一人でも多くの患者さんを助けられる言語聴覚士になることです。大学生の間だけではなく、医療現場で働き始めても、いろんな知識を身につけ、たくさんの患者さんを助けられるように努力し続けられる人になりたいと強く思っています。
言語聴覚士は医療現場だけではなく、福祉施設や聾学校など様々な現場で活躍でき、仕事内容が幅広く、いろんな年代の人と関われることが魅力的です。この仕事は、コミュニケーション能力が必要だと思うので、日ごろからコミュニケーション能力を高めておくといいと思います。
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1限 | 情報処理Ⅰ | 聴覚心理学 | 英語Ⅰ | ||
2限 | 生理学 | 解剖学 | |||
3限 | 発達心理学 | 基礎ゼミ | |||
4限 | |||||
5限 | 言語聴覚 障害概論 |
生まれつき吃音という言葉の障害を持っていて、幼い頃からたくさんのからかいを受けてきました。そんな時、言語聴覚士の方々にお世話になり、楽な言葉の出し方や心理面でのサポートなど様々なことをして下さり、自分もこの人のようになりたいと思い、言語聴覚士になりたいと思いました。この学校を選んだ理由はお世話になった先生の1人が新潟医療福祉大学の実習生の方で、自分もこの学校に入学し同じ言葉の障害を持つ人達を助けたいと思い、この学校を選びました。
科目名:小児言語障害学Ⅱ
小児の言語に障害がある方に実施する検査「WISC-IV」、「K ABC-Ⅱ」についての勉強をします。グループごとに検査機器を用いながらどのような検査なのか実際にやってみます。わからないところは臨床経験をお持ちの先生がわかりやすく解説してくれるので、すぐに理解することができます。グループでの活動なので、みんなで楽しくできる所も魅力だと思います。
将来は言語聴覚士になり、自分と同じ言葉の障害を持っている方々が毎日笑顔で生活して行けるようなサポートをしていきたいです。そして、患者さんやその家族、同じ職場で働く方達に信頼される言語聴覚士になりたいです。
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1限 | 聴覚障害Ⅰ | 精神医学 | 神経科学 | ||
2限 | リハビリテーション医学 | ||||
3限 | 小児 発声発語 障害学Ⅰ |
成人言語 障害学Ⅰ |
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4限 | 呼吸系構造・ 機能・病態 |
小児科学 | 小児発声発語障害学Ⅰ | ||
5限 | 内科学Ⅰ | 小児言語障害学Ⅰ |
本学科は心理学についても学ぶのですが、臨床心理士の資格を持った先生がいるため、実際の様子や経験を聞き、学ぶことができます。教科書だけではわからない点も、想像でき、理解しやすいです。また、言語聴覚士は小児から高齢者までを対象としており、幅広い分野を学ぶ必要がありますが、その分楽しみもあります。大学内に発達支援センターがあるなど、成人領域だけでなく、小児領域にも力を入れて学ぶことができる点も魅力だと思います。
科目名:高次脳機能障害学
高次脳機能とは、人間の思考や判断などをする高度な機能のことで、障害されると、注意力や記憶力の低下、感情のコントロールなどができなくなります。この科目では、興味深い行動や症状を知ることができ、学ぶことが楽しいです。またオンライン授業で行っており、動画を繰り返し見て、復習できるという良い点があります。
私は本学のオープンキャンパスに2回ほど参加しました。オープンキャンパスは大学の雰囲気を体験できる良い機会です。わからないことや不安なことは先輩や先生方に沢山質問すると、自分の将来を考える上で役立つと思います。
本学科は、理系の子も文系の子もいます。苦手な分野があっても、お互いに教えあって学んでいます。高校生の皆さんも理系が苦手だからと諦めず、友達と教えあいながら、勉強を頑張ってください。
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1限 | 聴覚障害Ⅲ 演習 |
小児言語障害学 演習 |
聴覚障害Ⅱ 演習 |
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2限 | 成人言語 障害学Ⅱ |
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3限 | 高次 脳機能 障害学演習 |
成人 発声発語 障害学Ⅱ |
成人言語 障害学演習Ⅱ |
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4限 | 聴覚障害Ⅱ演習 | 成人発声 発語障害学Ⅲ |
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5限 | 摂食・嚥下障害学 演習 |
私が言語聴覚士を目指したきっかけは、電車で上手に話すことのできない女性との出会いでした。そこで日常生活を送るうえで欠かせない「話す・聞く・食べる」といった機能を奪われてしまった人の存在を知りました。その女性と身振り手振りで意思疎通できた瞬間が嬉しくて、このような人たちの役に立てる仕事に就きたいと思い、言語聴覚士を目指すようになりました。
小児から高齢者の方まで幅広い年代とさまざまな疾患の患者さんに対応できる言語聴覚士を目指します。常に患者さんの視点に立つことを心掛け、最適なリハビリテーションを提供できるように学会や勉強会には積極的に参加していきたいと思います。
言語聴覚士が実際に使う機器や検査道具があり、この職種についてさらに興味をもてると思います。私も実際にオープンキャンパスで検査を使わせていただき、「この検査…なんか面白い!」とこの職種についてもっと知りたくなりました。
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1限 | 臨床実習、卒業研究、国家試験対策など | ||||
2限 | |||||
3限 | |||||
4限 | |||||
5限 |
※学生の在籍学年は2022年度在籍時のものです。