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言語聴覚学科

ゼミ紹介

※学生の在籍学年は2021年度在籍時のものです。

今井ゼミ 噛んで飲み込む機能の障害に関する研究

今井 信行教授写真

今井 信行
Nobuyuki Imai
教授

“口”は、食べるという行為の際に最初に使用する器官です。食べ物を噛み砕いて飲み込みやすくしてから、のどと食道へ円滑に送り込む機能を持っています。しかし加齢や病気でこの機能が低下すると、食事困難になるだけでなく、生きていく楽しみを失いかねない状況に直面します。栄養状態の悪化が全身の筋力低下を引き起こして状態を悪化させたり、飲み込んだはずの食べ物が食道ではなく気管や肺に入ってしまうと、誤嚥性肺炎を引き起こすことがあるからです。本ゼミではそのような障害を持つ方を支援するために、言語聴覚士として専門的な知識を学び、最新のリハビリテーションを探求しています。

教員詳細情報


若林 大蔵

言語聴覚学科4年
若林 大蔵
福島県
喜多方高校出身

本ゼミでは、主に嚥下機能に関する研究を行っています。嚥下機能は健康を維持する上で重要な働きをしています。一方で、その機能は加齢や運動・栄養不足により低下し、それが誤嚥や肺炎にも繋がることもあります。特に肺炎は予防が重要となります。ゼミ活動で培った知識を活かし、適切な支援が行える言語聴覚士になりたいです。


<ゼミの研究内容例>
●消化器系がんと噛んで飲み込む機能の障害に関する研究
●パーキンソン病の飲み込みの障害に関する研究
●介護施設での飲み込みの障害への取り組みに関する研究

石本ゼミ 障害を持つ子と親への心理支援に関する研究

石本 豪講師写真

石本 豪
Gou Ishimoto
准教授

障害を抱える子どもたちはもちろんのこと、親をはじめとした家族は様々な苦悩を抱えやすいため、心理的支援の重要性が指摘されています。しかしながら、そのような家族への心理的支援が注目されるようになったのは比較的最近であり、臨床で支援の根拠とすべき理論は定まっていません。そこで、本ゼミでは学内の言語発達支援センターに来所される子どもたちや家族を対象とした心理カウンセリングを実践し、心理的支援の知識・技術の修得を目的に活動しています。このようなゼミ活動を通して、子どもや家族の心と行動が変容していくプロセスに携われることは大きな魅力です。

教員詳細情報


齋藤 美月

言語聴覚学科4年
齋藤 美月
新潟県
北越高校出身

私はゼミ活動で小児の臨床へ参加し、選択性緘黙(話す能力はあるが特定の場面で話せなくなること)への支援について研究しました。選択性緘黙は心理的な問題が大きく、適切な支援がなければ改善が難しいです。研究を通じて学んだ支援法を活かして、言語治療だけではなく、心理的にも患者様を支えられる言語聴覚士になりたいです。


<ゼミの研究内容例>
●自閉スペクトラム症の子どもへの社会的スキル訓練に関する研究
●自閉スペクトラム症の子どもを持つ母親のQOL変容に関する研究
●吃音を呈する子どもと家族に対する心理カウンセリングに関する研究

桒原ゼミ 人工内耳装用児者への支援に関する研究

桒原 桂講師写真

桒原 桂
Katsura Kuwahara
准教授

新生児聴覚スクリーニング検査によって0歳で難聴が発見される時代になりました。国も難聴を早期に発見し生涯を通じて支援を行うことが重要であると考え、難聴と認知症の関係が話題になっています。また補聴器においては、十分言葉が聞きとれない重度の難聴児者には、人工内耳を手術で蝸牛(内耳にある音を感じ取る器官)に埋め込む治療があります。最近は、高齢の人工内耳装用者について興味を持つゼミ生が増えてきました。こうしたゼミ生たちに刺激を受けて、人工内耳の機器の調整と聞こえのリハビリの臨床を続けながら、成人人工内耳装用者の聞こえの満足度に関しての研究も始めています。

教員詳細情報


内藤 栞

言語聴覚学科4年
内藤 栞
新潟県
新潟中央高校出身

桑原ゼミでは週に1回集まって国試の過去問を解いたり研究を進めたりしています。私の研究は、若い人だけでなく、高齢者も人工内耳によって聴力が改善するのかについてです。難聴のことや人工内耳についてより詳しく知ることができたため、今後は言語聴覚士として研究で得た知識を活かして高齢者と関わりたいです。


<ゼミの研究内容例>
●難聴者のオリンピック、デフリンピックに関する研究
●高齢期人工内耳装用者に関する研究
●聴覚障害学生への支援に関する研究

今村ゼミ 認知機能障害に関する研究

今村 徹教授写真

今村 徹
Toru Imamura
教授

ヒトの脳は運動や感覚だけではなく、「記憶」「注意」「言語」「思考」「判断」などの機能を担っています。これらは認知機能(または高次機能)と呼ばれます。本ゼミでは、この認知機能とその障害の研究に取り組んでいます。患者様とご家族に了承をいただいた上で、ゼミ生は実際に病院の物忘れ外来で活動し、多くの患者様のデータを集計して、分析するデータ研究や、一人の患者様について詳しく検討する症例研究を行います。実験室での機械や動物を相手にした研究ではなく、医療の現場(臨床)のど真ん中で研究を進めるのが本ゼミの特色であり魅力でもあります。

教員詳細情報


<ゼミの研究内容例>
●進行が極めて緩徐な認知症患者様に関する研究
●脳損傷患者様の図形模写課題におけるエラーに関する研究
●アルツハイマー病患者様の虚記憶に関する研究

吉岡ゼミ 言語発達障害児の語彙力に関する研究

吉岡 豊教授写真

吉岡 豊
Yutaka Yoshioka
教授

私は言語発達支援センターで子どもたちの訓練をしており、その中で興味深く感じたことを研究テーマにしています。すなわち、言語症状のメカニズムや改善過程などを客観的に記述・考察することが研究テーマとなっています。訓練に来ている子どもたちの言語症状の改善を実感できることは大きな喜びで、その実感を踏まえたうえで研究できることが本ゼミの最大の魅力だと思います。ゼミ生たちの多くも小児をテーマとした卒業研究を行っているのが特徴です。また、県内の過疎地域へ出向いて「言葉の相談会」の担当をしていますが、この活動は地域が抱える問題点を考える貴重な機会となっています。

教員詳細情報


<ゼミの研究内容例>
●自閉症児と知的障害児が獲得した語彙の違いに関する研究
●機能性構音障害児における年齢と誤構音の関係に関する研究
●重度機能性構音障害児の構音改善過程に関する研究

大石ゼミ 脳損傷後に起こる失語症に関する研究

大石 如香教授写真

大石 如香
Yuka Oishi
教授

声や話し方、自分の想いを相手に伝えること、それは自分のアイデンティティそのものです。このアイデンティティが揺らいでしまう、失われてしまう、それが言語障害を抱える患者様の心境ではないでしょうか。本ゼミでは、病気や事故で脳に障害が起きてしまった患者様に対してどのような支援ができるか、また患者様にとってリハビリテーションとはどんな存在かを実際の臨床現場の経験を交えて考えています。研究活動を通して、言語聴覚療法を必要とする方々への理解を深めるとともに、「共感する力」を養い、患者様やそのご家族の気持ちに寄り添って支援できる力を身につけられるようにサポートしています。

教員詳細情報


<ゼミの研究内容例>
●失語症における形式性錯語
●発語失行の評価および訓練法の有効性
●ノンバーバルコミュニケーションにおける表情認知

佐藤ゼミ 耳鼻咽喉科領域の基礎と臨床に関する研究

佐藤 克郎教授写真

佐藤 克郎
Katsurou Satou
教授

本ゼミでは、耳鼻咽喉科領域について、研究の計画と実践から学術論文執筆までのプロセスを体験し、卒業後、臨床現場に活かすことを目的としています。アレルギー性鼻炎に関する研究においては、アンケート調査を実施して結果を分析し、さらに文献調査を行い、総論(アレルギー性疾患とは何か?)から各論(アレルギー性鼻炎の疫学・診断・治療の現状)までをまとめます。本ゼミの活動を通して、テーマに関する知識の修得だけでなく、問題解決能力の向上を目指します。この経験は、将来担当する患者様の問題解決において役立つだけでなく、医療専門職として研究を継続する姿勢に繋がります。

教員詳細情報


<ゼミの研究内容例>
●めまいの有症率および原因疾患に関する研究
●睡眠時無呼吸症候群の臨床および社会に与える影響に関する研究
●中耳炎の病型による疾患概念・病態・症状・治療法に関する研究

内山ゼミ 認知機能障害のメカニズムに関する研究

内山 信講師写真

内山 信
Makoto Uchiyama
准教授

脳が損傷を受けると、「話すこと」「聴くこと」「読むこと」「書くこと」「記憶すること」「注意を向けること」「見た物を認識すること」などの認知機能に障害が生じます。例えば、話すことの障害について、言いたいことが思いつかないのか、思いついたことが言えないのか、言い間違えるのか、その症状は様々であり、それぞれ違うメカニズムで生じていると考えられます。本ゼミでは、患者様の症状がそれぞれの認知機能のどのような過程の障害によって生じているのか、また、それが脳のどの場所(部位)の障害によって生じるのかを、関連病院での臨床活動を通して研究しています。

教員詳細情報


<ゼミの研究内容例>
●レビー小体型認知症患者の認知機能変動に関する研究
●認知症患者の遂行機能障害に関する研究
●認知機能障害と教育歴との関連に関する研究

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