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専門性と連携力を活かし相手に寄り添う福祉を実践

社会福祉学科

岡田 歩翔

卒業年 :2024年3月
出身高校 :新潟県 三条東高等学校
勤務先 :燕市役所 健康福祉部長寿福祉課
職種・職位・資格 :社会福祉士・ 介護福祉士

養護老人ホームの入所相談から入所後の課題解決まで、市民の暮らしを支える業務に携わっています。在学中の学外実習で利用者の方と関わった経験から、相手の立場に立って考え、寄り添う姿勢を大切にしています。他の医療職に対する知識と理解も、現場でのスムーズな連携に活きています。「ありがとう」という感謝の言葉が日々の励みです。

Q&A

現在のお仕事内容を教えてください。
担当業務は様々なものがありますが、その中でも特に養護老人ホームに関する業務がメインです。地域包括支援センターや施設、病院から入所のご相談があってから正式入所に至るまでの施設見学の同席や必要書類の作成を主に行っています。また、養護老人ホームの職員の方から施設の利用者の方同士の虐待などの相談や利用者の方からの様々な相談を受け、課題に向けて一緒に解決していくこともあります。
現在の職種・業種を志したきっかけや理由について教えてください。
私が新潟医療福祉大学に入学した理由は介護福祉士の国家資格を取得し、現場で介護に携わりたいというものでしたが、大学3年生の時に初めて障害者施設で実習をさせていただいた際に、介護の現場で高齢の方だけと関わるのではなく、多くの市民の方と関わり、その市民の方の役に立ちたいと思ったのがきっかけです。
仕事のやりがいは何ですか?
やりがいは市民の方から「ありがとう」と感謝の言葉をいただいた時です。電話や窓口などで市民の方の相談を受けた時やイベントなどで市民の方と関わる機会があった際に、市民の方から「ありがとう」と感謝の言葉をいただいた時はこの仕事をやっていて良かったと感じます。
本学での学びの中で、現在の仕事に活かされていることは何ですか?
実習での経験です。私は現在長寿福祉課に所属していて、主に高齢の方と関わることが多いですが、時々社会福祉課と連携して生活保護の方や障がいをお持ちの方と関わる機会もあります。大学在学時に経験した介護実習やソーシャルワーク実習で利用者の方と関わった経験から、どのように関われば良いのか、対象者の立場に立って物事を考えるとは何なのかを具体的に考えながら日々業務を行っています。特に役立っているカリキュラムは「ソーシャルワーク演習」です。理由は、事例を通してのグループワークや技法を楽しく学ぶことができたからです。楽しく学ぶことができたことで業務の中で「大学でこんな事例やったな、こんな技法学んだな」と思い返す事ができ、学んだことがそのまま業務に繋がっているなと実感しています。新潟医療福祉大学が総合医療大学で良かったと思う点は、会議や研修などで他職種の方と関わることがあるのですが、そこで他職種の意見を理解することができるというところです。他職種についての知識があることで他職種と業務を行う上で連携しやすくなりますし、社会福祉士にしかできないことも明確化すると日々感じております。
今後の夢や目標は何ですか?
今後の目標は福祉に関しての様々な知識を付け、燕市に貢献することです。入庁してから7カ月半が経過しましたが、まだまだ覚えることが多く、仕事の中でのミスもあるので、まだ自分が燕市に貢献している実感はありません。燕市役所の中に尊敬する上司の方が何人もいるので、その方々がどのように市民の方と関わっているのか、どのように効率よく業務を進めているのかを観察して、自分の日々の業務に繋げていきたいです。