本学の中山憲司准教授(臨床技術学科・生物医科学分析研究センター)と前田雄准教授(義肢装具自立支援学科)が「労働安全衛生セミナー」の講師を担当しました。

2025年7月5日(土)に開催された、公益社団法人 日本義肢装具士協会主催の「義肢装具事業所・義肢装具士等に関わる労働安全衛生セミナー」において、本学 臨床技術学科の中山憲司准教授（化学物質管理者）および 義肢装具自立支援学科の前田雄准教授（保護具着用管理責任者）が、講師として登壇しました。

近年、労働安全衛生法をはじめとする関係法令の改正により、化学物質のリスクアセスメントの対象拡大や「化学物質管理者」「保護具着用管理責任者」の選任義務化など、事業場における化学物質管理の責任は一層強化されています。本学では、義肢装具士をはじめとする医療・福祉の専門職を目指す学生に対し、安全衛生への高い意識と確かな知識を備えることの重要性を教育方針のひとつとしています。とくに化学物質を安全に取り扱う力の育成を目的として、化学物質の基礎知識や関係法令について体系的に学ぶ機会を設けており、現場で求められる実践的なリスク管理能力の習得を支援しています。