「連携総合ゼミ」の経験を思い出しながら、嚥下障害・発語障害の患者さんを支援
言語聴覚学科
高頭 拓海
| 卒業年 |
:2021年3月 |
| 出身高校 |
:秋田県・横手高等学校 |
| 勤務先 |
:秋田大学医学部附属病院 リハビリテーション部 |
| 職種・職位・資格 |
:言語聴覚士 |
嚥下や発語の障害を発症して早期段階の患者さんに対するリハビリテーションを担当しています。食事やコミュニケーションの支援は言語聴覚士だけの力では困難なことが多く、他職種との連携が欠かせません。在学中の「連携総合ゼミ」での経験を再現しているようです。
- 現在の職種・業種を志したきっかけや、この大学を選んだ理由を教えてください。
- 聴覚障害を持つ当事者として、医療・福祉に関わる仕事に就きたいと思ったことがきっかけでした。言語聴覚士という職種を知ってから様々な学校を調べ、国家試験の合格率が高いことや充実した設備・環境に魅力を感じ、受験を決意いたしました。
- 大学では、どのようなことを学びましたか。
- 連携総合ゼミでは、教員から現場で活きる知識や技術を丁寧にご指導いただきました。検査手技の手順だけでなく、観察のポイントや解釈の視点など、教科書には載らない内容を学んだことが、今でも強く印象に残っています。そこで得た学びを自分の力でさらに深めていくことが、現在の仕事におけるモチベーションとなっています。
- 大学で成長したと感じることはありますか。
- さまざまな講義を受ける中で、言語聴覚士が活躍できる領域の広さを知り、「もっと知りたい」という探求心が芽生えたことは、当時の私にとって大きな転機となりました。臨床実習では、ご指導いただいた現場の先生方に何度も質問したことを覚えています。
- 現在の仕事内容を教えてください。
- 飲み込みが難しい方やコミュニケーションに困難を抱える方へ、発症早期からリハビリを行っています。日常生活に欠かせない能力を多職種と連携して支援し、患者さんの思いや人生観を尊重しながら、できることを明確にし、言語聴覚士としての専門性を発揮しています。
- 仕事の中で意識している事はありますか。
- 多職種間の信頼関係や理解を深めるため、日頃からスタッフ間のコミュニケーションを大切にしています。食事やコミュニケーション支援の幅を広げるには、言語聴覚士一人の力では困難なことが多く、円滑な情報共有が重要と考えています。
- 今後の夢や目標は何ですか。
- 日頃の臨床業務の向上に努めるとともに、県内での言語聴覚士の認知度向上にも取り組みたいと考えています。まずは県内職能団体の運営委員として、微力ながら社会貢献や広報活動に参加し、活動の幅を広げることを目標としています。