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卒業生メッセージ

患者様の「言葉」「表情」「仕草」を読み取る

作業療法学科

吉井 あい

卒業年 :2013年3月
出身高校 :新潟県・新潟西高校
勤務先 :佐潟公園病院
職種・職位・資格 :作業療法士

私は現在、佐潟公園病院という精神科病院で作業療法士として勤務しています。患者様の障害による苦しみを少しでも癒し、その方らしさを引き出すことのできるようなサポートを日々心がけながらリハビリを行っています。まだ作業療法士になり間もないですが、佐潟公園病院で働いてから言葉では言い表せない程、様々なことを経験させていただきました。理想の作業療法士を目指して、これからもより一層精進していきます。

Q&A

大学で学んだことは何ですか?
勉強面(講義や演習・実習を通じて身につけたもの)
基礎から専門知識まで幅広い講義を受け、3、4年次からは評価・臨床実習に向けた演習を行います。実習では患者様や他職種の方と接する貴重な経験ができました。本学ではチーム医療に力を入れているため、他学科の学生と交流を持つ機会が多くあります。臨床では他職種との関わりがより密になるため、多くの学科がある本学において学んだコミュニケーション能力や他職種への理解が活かされています。
課外活動面(ボランティアやサークル活動、その他学生生活で身につけたもの)
老人ホームへのボランティアを毎年行っていました。そこでは利用者様と様々な話題についておしゃべりをしたり、レクリエーションの企画・実施を行ったりしました。慣れないレクリエーションに最初は戸惑いを感じましたが、参加された利用者様の笑顔を見ることができたことが私の中で大きな喜びとなり、より一層作業療法士を目指す意欲が高まりました。
今後の目標・抱負をお聞かせください。
患者様が必要としていることは一人ひとり異なるので、個別性の高い援助が必要です。そのため、自分の活動を常に振り返りながら他職種との連携を密にし、その方にとって有意義な作業療法を提供できるようにしたいです。そして「出会えてよかった」と思ってもらえる人になれるよう、今何ができるのかを日々考え、自分を高めていきたいと思います。

本学の就職率は全国でもトップクラスを誇っていますが、その理由はどこにあると思いますか?
本学の就職センターには先輩方の過去の受験記録が記録されているため、その情報を就職活動に活かすことができます。また、就職センターの方々や学科の先生方により、履歴書の書き方、面接の模擬試験など、受験施設ごとの就職試験対策を指導していただけるので、安心して臨むことができました。就職活動を全面的にバックアップしてくださる就職センターはとても大きな存在でした。

本学を一言で表すとしたら何になりますか?
「夢」
私は中学時代に作業療法士の存在を知り、目の前で困っている人の役に立てることに魅力を感じ作業療法士を目指しました。そして、新潟医療福祉大学は、自分と同じ夢を持った仲間と共に夢の実現を果たしていける場です。
国家試験合格に向けた学科でのサポートやご自身で努力されたことなどについて、実体験などを交えて教えてください。
作業療法学科では模試の結果から自分の弱点部分を克服するため、先生方による特別講義を実施して頂きました。先生方の熱心で分かりやすい講義にはとても助けられました。また、友人達と夜遅くまで勉強し、問題を出し合ったり一緒に考えたりと、切磋琢磨したことは今でも鮮明に覚えています。落ち込んだ日もありますが、友人達や先生方がいたからこそ頑張れたと思っています!

本学の就職センターの活用方法について、その他、相談を行ってみて良かったこと、役に立ったことなどを教えてください。
面接練習、履歴書の書き方、求人情報、そして受験した先輩方のコメントが見られるためとても参考になりました。特に面接練習では、練習後にフィードバックして頂けるので内省する際にはとても役に立ちました。いきなり本番に臨むのではなく、私たちが自信をもって就職できるようにサポートしてくださるのでとても助かりました。

本学入学を目指す高校生にメッセージをお願いします。
受験を迎える前は何かと不安や悩みを抱えると思います。しかし、自分の夢を持つことが努力する推進力になります。考えたことや悩んだこと、努力したこと、一つひとつが将来の糧になるように感じます。新潟医療福祉大学には頼りになる先生方、かけがえのない友人が待っています! 夢の実現に向けてぜひ飛び込んできてください!