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卒業生メッセージ

お客様との対話にやりがいを感じる毎日です

義肢装具自立支援学科

前田 藍子

卒業年 :2011年3月
出身高校 :新潟県・万代高校
勤務先 :川村義肢株式会社
職種・職位・資格 :義肢装具士

私が義肢装具士を目指そうと思ったのは、地元の新潟県で義肢装具について学べる大学があるということ、また、スポーツ用義足に興味があったという2点が大きな理由です。
義肢装具士を養成する大学は全国でも数少なく、本学科には全国から学生が集まってきています。専門的な知識・技術を身につけることはもちろん、4年間で多くの友人と出会い、様々な経験を積む中で多くのことを学ぶことが出来たと思います。
地元を離れ、義肢装具士として働きはじめ、少しずつですが仕事の流れにも慣れてきたように思います。仕事では特に、お客様とコミュニケーションを取ることが楽しみになっています。経験も浅く、分からないことも多くありますが、バイタリティーとホスピタリティーに経験差はありません。義肢装具の知識をさらに積んでいくとともに、そうした意識だけはいつまでも忘れずに持ち続けたいと思います。

Q&A

大学で学んだことは何ですか?
医学・専門科目などの基礎的な知識や内容です。講義や学内実習はもちろんですが、臨床実習の機会も貴重だと思います。実際に働いて、現場で学べることのほうが多いのは確かですが、在学時に臨床現場の雰囲気に触れられる、コミュニケーションが取れるというのは将来の自分像を思い描くのに参考になるかと思います。
また、本学の4年間では、課外活動を通して、多くの人と関わるということの楽しさや大切さを感じました。1つのキャンパス内に様々な学科があり、先輩・後輩・同期・先生方を通じてさらに多くの方々とコミュニケーションが取れる環境を存分に活かせたと思います。
さらに、何気ないことではありますが、本学の取り組みのひとつでもある“あいさつすること”の大切さを就職後にさらに身に染みて感じています。
国家試験合格に向けた学科でのサポートや、ご自身で努力されたことなどについて教えてください!
学科としては、過去問を使用しての模擬試験や科目別・成績別の補習授業など、全員を対象としたものから習熟度に沿った個別対応まで、幅広く対策を立ててもらいました。何より、学科が一体となって“合格するぞ”という雰囲気を作れていたのが良かったと思います。
個人としては、国家試験の過去問を振り返るだけでなく、基礎科目のまとめなどに重点を置いて勉強するようにしていました。問題の傾向も大事ですが、まずは基礎知識を固めることが一番重要であると感じました。
新潟医療福祉大学の就職率は全国でもトップクラスを誇っていますが、その理由はどこにあると思いますか?
現代社会の保健・医療・福祉・スポーツ業界からの需要に対して、本学の供給が適合しており、また大学卒であるがゆえに、就職先が専門分野に絞られず、門戸が広い点だと思います。そして本学の卒業生の活躍による求人数の増加もトップクラスの就職率の要因の1つであると思います。
また、学内にある就職センターでは、求人票の閲覧、就職活動の流れ、面接指導など、細かいことでも不安に思ったことは何でも相談に乗っていただけます。自身の専門学科以外で、就職先について客観的に相談・アドバイスを頂ける貴重な場でした。
新潟医療福祉大学を一言で表すと?
「連携」です。
本学の教育の特色に「連携教育の実践」があり、在学時に他学科との繋がりやコミュニケーションの大切さを強く感じたからです。保健・医療・福祉・スポーツの総合大学であるメリットを最大限に活かしたカリキュラムが充実しており、学生としてよく学び・よく遊ぶという環境が整っていたと思います。

今後の目標・抱負をお聞かせください。
将来的には教育に関わりたいと思っています。その為にも、今は自身の経験を積んでいきたいです。まだまだ関わったことのない義肢装具や福祉用具ばかりですし、閃きやアイデアは自分のなかにあるものからしか出来てきません。多くの経験をして、そうした引き出しを少しでも増やしていきたいです。

受験生の皆さんにメッセージをお願いします。
面白そう、不思議だなと興味を持ったことには、何にでもチャレンジしてみてください!
人生を楽しくするきっかけはどこにでも転がっています。チャレンジして、失敗したらまたチャレンジすればいい。それは自身にとって決してマイナスにはなりません。どんな経験も無いよりは有った方がいい、私はそう思います。本学への入学が、皆さんにとって良いきっかけになることを願っています。