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卒業生メッセージ

ダブルライセンスを活かした治療

臨床技術学科

和田 歩

卒業年 :2020年3月卒業
出身高校 :新潟県・新潟江南高校
勤務先 :新潟県立中央病院
職種・職位・資格 :臨床工学技士・臨床検査技師

私は、臨床工学技士として生命維持管理装置の操作や、医療機器の保守点検などを行っています。例えば、腎不全の患者様の血液洗浄を行う透析をはじめ、心臓の手術をする時に使われる人工心肺装置などの生命維持管理装置の操作・管理、心臓に埋め込まれるペースメーカーのシステム・操作の管理など、幅広い医療機器の管理や保守・点検を行っています。最近では、治療を行った患者様が、初回時の様子と治療最終日では見違えるほど元気になられている姿を見て、自分がこの治療に携われて良かったと思いました。まだ未熟な部分もありますが、なるべく多くの患者様が元の生活に近づけるように、自分にできることは何かを常に考えて行動していきたいです。

Q&A

本学での学びで活かされていることは何ですか?
血液などの検体の扱い方や、採血、呼吸器や透析用コンソール(透析液や血液の流れなどを調節・監視する装置)などの医療機器の使い方など、大学で学んできたことが現場で働くための基盤になっています。また本学科では「臨床工学技士」と「臨床検査技師」の二つの国家資格を取得できるため、幅広い分野を学ぶことができます。現場では、臨床工学技士として働くうえでも検査の知識が活かされる場面を数多く経験しているため、「検査」・「工学」どちらの知識も大切であると実感しています。これからもダブルライセンスを活かし、患者様や世の中の役に立てるよう頑張りたいと思います。