多様な人との関わりで得た学びを活かし子どもたちの心に寄り添える先生に
健康スポーツ学科
村川 舞
| 卒業年 |
:2020年3月 |
| 出身高校 |
:新潟県・五泉高等学校 |
| 勤務先 |
:上越市立吉川小学校 |
| 職種・職位・資格 |
:小学校教諭 |
新潟県内の小学校で教諭を務めています。大学時代の実技系カリキュラムや多様な人との関わりを通じた学びが、日々の指導に活きているのを実感します。児童の心が成長するよう個々に寄り添いながら、時代に応じた新たな教育にも挑戦していきます。
- 現在のお仕事内容を教えてください。
- 私は現在、新潟県内の小学校で小学校教諭として働いています。子どもたちへの国語・算数等の教科指導はもちろん、生活面や道徳面、心を成長させられるよう指導しています。私は、社会生活の基礎を学ぶ場所が小学校だと考えています。そのため、子ども一人一人に寄り添うことができるよう心掛けて仕事をしています。
- 現在の職種・業種を志したきっかけや理由について教えてください。
- 私は、これまで関わってくださったたくさんの先生方のおかげで、様々なことができる、分かるようになりました。この経験からできなかったことができる、分からなかったことが分かるようになることの嬉しさをたくさんの子どもたちに伝えたいと思ったのが小学校教諭になろうと思ったきっかけです。
- 仕事のやりがいは何ですか?
- 仕事のやりがいは、子どもたちが喜んでいる姿、小さな成長を目の前で感じたときです。子どもたちは本当に素直なので、私の問いかけ、言葉掛け次第で、子どもたちの反応は大きく変わります。私の問いかけで、子どもたちが真剣に課題に取り組んだり、課題が解決すると目をキラキラと輝かせたりする瞬間は、とても嬉しいです。また、頑張ろうという気持ちが芽生えます。
- 本学での学びの中で、現在の仕事に活かされていることは何ですか?
- 大学では、授業、部活動、ゼミ活動、学生ボランティアなどで、たくさんの人と関わってきました。学部、学年を越えてのたくさんの方々の生き方や考え方に触れることができました。この経験は、子どもたち一人一人をより深く理解する際に活かされているなと感じています。また、実技系のカリキュラムが特に役に立っています。スポーツ実践指導法は実際に指導案を作成し、模擬授業を行いました。授業の内容はもちろんですが、指示の出し方や話し方の仕方をたくさん考えました。その時の経験は今でも活かされています。また、他の学生からも学ぶことが多い授業でした。3年次に履修する連携基礎ゼミでは、他学科の学生と交流する機会がありました。テーマを決めて各分野の視点から物事を考える際には、様々な学科の人たちの意見を聞くことができ、自分の視野が広がったように思えます。また、専門的な分野の話を聴く機会は貴重な経験でした。
- 今後の夢や目標は何ですか?
- 様々な考え方や新しいものが次々に取り入れられている日々です。これからどうなっていくのだろうという不安もあります。ですが、それらを柔軟に取り入れ、新しい事柄にも挑戦していくことができたらと思います。子どもたち一人一人に寄り添い、学び続け、成長し続けられる教員でありたいと思っています。