部活や学外実習で培った対人力が、プロの現場で選手を支える力に
健康スポーツ学科
村椿 侑哉
| 卒業年 |
:2026年3月 |
| 出身高校 |
:富山県・水橋高等学校 |
| 勤務先 |
:株式会社奈良クラブ(J3クラブ) |
| 職種・職位・資格 |
:アスレティックトレーナー |
クラブのトップチームとアカデミーで、選手のケガ予防やコンディション管理を担当しています。部活動や学外の方との関わりを通して培ったコミュニケーション能力が、様々な年代の選手と関わる現場で役立っています。将来は、より信頼されるトレーナーを目指しています。
- 現在の職種・業種を志したきっかけや、この大学を選んだ理由を教えてください。
- 高校2年生の時にアスレティックトレーナーを志すようになりました。地元の富山から近く、資格取得に向けた環境が整っていることに魅力を感じ、本学へ進学しました。健康スポーツ学科では多様なスポーツを実践的に学び、ハイレベルな現場に触れられる点が、将来トレーナーとして成長するために必要だと考えました。
- 大学では、どのようなことを学びましたか。
- 講義での専門知識の習得はもちろんですが、特に印象に残っているのは学外実習での経験です。友人や同年代だけでなく、目上の方々と関わり、講演依頼のメールを自ら作成するなど、社会に出てから必要となるコミュニケーション力を学びました。また、トレーナーとして実際に選手の身体に触れて評価・対応する経験は、現在の現場活動にも大きく生かされています。
- 大学で成長したと感じることはありますか。
- 在学中に最も成長したのは、対人関係における姿勢です。講義や実習、課外活動を通して縦の関わりが広がり、自分の管轄外の業務や思い通りに進まない状況にも直面しました。当初は感情に左右されることもありましたが、立場や背景を理解し、全体最適を考えて行動する重要性を学びました。この経験は現在の現場でも大きな支えとなっています。
- 現在の仕事内容を教えてください。
- 現在はトップチームとアカデミーを兼任しています。トップチームでは練習前のテーピングや物理療法によるコンディショニング、練習後のケア、練習中の応急処置に加え、今季はGPSデータの管理も担当しています。アカデミーではこれらを一人で担い、現場全体を俯瞰して行動する力が求められます。年上のスタッフが多い環境の中で、学生時代に培った対人調整力や報連相の徹底が大きく生かされています。
- 仕事の中で意識している事はありますか。
- 仕事で特に意識しているのは、カテゴリーに応じた関わり方です。トップチームでは、選手は結果で評価されるプロであり、要求水準も高いため、コンディション管理だけでなくメンタル面への配慮や細かな変化に気づく観察力を大切にしています。一方アカデミーでは、競技と学業を両立する選手に対し、自立を促す指導を重視しています。すべてを与えるのではなく、自ら準備・ケアができる力を育てることを意識し、将来プロとして通用する土台づくりを支えています。
- 今後の夢や目標は何ですか。
- 現在の目標は、トップチーム・アカデミーともに昇格を果たすことです。そのために、選手が最大限のパフォーマンスを発揮できる環境づくりに貢献したいと考えています。個人としては、傷害予防を徹底し、怪我をしてしまった選手が再受傷することなく、より高いレベルで活躍できるサポートを行うことが目標です。そして将来的には、より上のカテゴリーで信頼されるプロのトレーナーとして活動することを目指しています。