


後半は、地域の方を交えてのグループワークに参加しました。地域の方からは、「当時は新潟水俣病について住民同士で話題にしたことがなく、今日初めて知った事実も多い」「新潟水俣病だとわかると、就職や結婚ができなくなるから、ひたすら隠していた家もあったそうだ」という、新潟水俣病発生当時の貴重なお話を聞くことができました。
公害が地域住民の生活に与えた影響は、今も完全には解消されていません。新潟水俣病発生から51年が経過した今だからこそ、若い世代が新潟水俣病について学び、語り継ぐことの意味や手法が問われていると考えさせられました。また、当時の状況を知る地域の方から話を聞き、共に今後の地域のあり方について考えることができる、とても貴重かつ有意義な機会となりました。
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