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健康栄養学科 味噌作り体験レポート

2006.05.10
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平成18年4月22日土曜日に学生食堂において味噌作りが行われました。

 講師はその道ウン十年の高松さん。食堂の調理師さんと健康栄養学科教員、学生の計8名で3時間がかりで食堂で使用される1年分の味噌を仕込みました。

 作業工程を簡単に説明すると、前日から水に浸しておいた大豆(60kg)を5時間近くかけて軟らかくなるまで煮ます。煮た大豆は味噌摺機ですりつぶし、そこに塩(30kg)を加えてよく混ぜ、続いて米麹(60kg)を加えてさらによく混ぜます。60kgの大豆は煮ると150kg位まで増えるため、混ぜる作業が重労働でかなり苦戦しました。通常はこれに大豆の煮汁(種水)を加えて樽に仕込むそうですが、今年は特別に2升分のおかゆと6kgの酒粕が加えられました。高松さん曰く「絶対おいしく仕上がるよ~」とのことでした。そしてゆるくなるまで種水が加えられ、その後樽に仕込まれ、粗熱が取り除かれてから蓋をしてじっくり熟成されることになります。ここまでの工程を体験することができました。

 仕込んだ後は、食堂の調理師さんが握ってくださったおいしいおにぎりをみんなでいただきました。調理師さん、ご馳走様でした!

 そして、この日仕込んだ味噌は夏の土用の丑の日が過ぎたら一度かき混ぜ秋まで再びねかされます。9月頃には出来上がりますので是非学生食堂で味わってください。手間暇かけた味噌を、皆さんも楽しみに待っていて下さいね。

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