健康科学部健康栄養学科 中村ゼミが行う子どもたちへの食育活動「S-N For all children」が、農林水産省北陸農政局主催 第4回北陸農政局食育活動表彰において、北陸農政局長賞を受賞しました。
本活動は、幼児から高校生までの成長段階に応じた多様な食育支援を継続的に展開してきたことが高く評価されたものです。
【食育活動の概要】
◆すべての子ども達に食育を
幼児~高校生を主な対象に、子ども達の成長に合わせた食育活動を行っています。
幼児への食育劇や、中学生を対象とした慢性腎臓病(CDK)普及啓発活動、高校の運動部へのサポート活動等、大学での専門的な学びを生かした取組を行っています。
◆ 小学校と連携して「弁当の日」を実施
新潟市立木崎小学校と連携し、「栄養バランスの取れたキャラクター弁当を作る」というゴールのもと、各学年の発達段階に応じて食について学習する「弁当の日」を16年間継続的に行っています。
本活動では、家庭での調理の機会等を設けることにより、児童の保護者にも波及効果があるよう工夫しています。
◆ 児童発達支援センター・放課後等デイサービスでの食育
発達障がい児やダウン症児への食育に力を入れており、子どもの食の悩みに合わせ、五感を使って苦手な食材に親しむことを中心とした活動を行っています。
保護者からは、みんなで食育に取り組むことで苦手な食材にチャレンジする姿がみられた等、涙を浮かべながら話してくださることもあり、今後もすべての子どもと保護者の笑顔の輪が広がる活動を継続していきたいです。