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【臨床技術】阿部拓也講師らが日本超音波検査学会にて優秀論文賞を受賞!

2025.06.19 研究情報

この度、学校法人新潟総合学園新潟医療福祉大学臨床技術学科の阿部拓也講師、藤井豊教授、塙晴雄教授、渡邊博昭教授、千葉科学大学の池上喜久夫教授は、造影超音波検査時の生体反応に関する論文「超音波造影剤が主要臓器に及ぼす影響一小動物を用いた検討一」で、日本超音波検査学会優秀論文賞を受賞しました。
この論文は2024年4月12日付けで日本超音波検査学会が刊行する超音波検査技術に掲載されました。
 

◆概要
本研究は、造影超音波検査の更なる適応拡大と、検査条件の最適化を図る目的で取り組んでいます。現在の造影剤は、マイクロバブルを用いた肺で代謝されるもので、微量な投与量に対し、造影効果が強く出るのが特徴です。そのため、実臨床では推奨される投与量よりも少ない投与量で使用されることがあります。今回の実験により、推奨投与量時に超急性期の主要臓器における炎症の存在を明らかとしました。本研究は、実臨床へ投与量削減などより安全安心な検査条件を提唱するものです。

◆研究成果のポイント〉
検体を血液など体液ではなく、臓器自体としたところが本研究の特徴です。これにより、よりリアルな臓器傷害を評価することができました。小動物に対する麻酔管理の上で、これまで行われていなかった遺伝子学的・組織学的に生体反応を評価することで、まさに臨床技術学科が目指すダブルライセンスを活かし成果です。

◆論文情報
超音波検査技術vol.49 No.3 (2024 )229-236.
doi:10.11272/jss.420

◆研究に関する連絡先
新潟医療福祉大学広報課(担当:石津)
TEL:025-257-4459
Mail:kouhou◎nuhw.ac.jp
◎を@に変えてください

 

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