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【社会連携】とよさか中高年教養大学「健康長寿学」実施報告 (6月)

2025.07.10 新着情報

とよさか中高年教養大学は中高年の北区民の方を対象に11科目が開講されており、本学はこのうち「健康長寿学」を担当しています。

今年度3回目の6月の講座は、6月26日(木)に葛塚コミュニティセンターで開講され、58名の方々が受講されました。
今回は鍼灸健康学科の江川 雅人先生より「ツボ療法で若返り!ひざ痛も腰痛もブッとばせ‼」というテーマで講演を行いました。講座では、以下の2点についてお話しました。

① 鍼灸の発祥と伝来、危機と復興
東洋医学の源流はチベット地方からと考えられていますが、成書の記録では紀元前200年ごろの黄帝内経をはじめとします。
6世紀に日本に伝来し、我が国独自の発展を遂げてきました。明治維新と敗戦により漢方を含めた東洋医学の危機を迎えましたが、
先人の努力や鍼麻酔の広報により復興を果たし、現在では世界120か国以上で実践されている医療であります。

② ひざ痛と腰痛に対する鍼灸治療とセルフケア
加齢に伴い生じるひざ痛や腰痛の原因疾患を紹介し、特に変形性膝関節症と変形性腰椎症を例に挙げて、鍼灸治療の効果を示しました。
セルフつぼ療法としては、腎兪穴、環跳穴、崑崙穴および足三里穴、鶴頂穴、膝内点といった経穴の取り方や刺激方法を説明しました。
また、ひざ痛体操やお皿(膝蓋骨)、ゆらし運動と腰痛体操を紹介しました。

受講者の皆さんからは、配布資料に講演内容を書き込む姿が多くみられました。
また、セルフケアとしての温灸の使用頻度に関する質問もあり、熱心に聴講されていました。
つぼを取る実演では参加者同士の交流も深まったように感じました。

 

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