とよさか中高年教養大学は、中高年の北区民の皆さまを対象として11科目が開講されており、本学はそのうち「健康長寿学」を担当しています。

今年度8回目となる11月の講座は、11月27日（木）に葛塚コミュニティセンターで開講され、約39名の方々が受講されました。今回は鍼灸健康学科の高野道代先生が「ツボで元気に美しく〜心身ともに健美にPart2～」をテーマに講演を行いました。

昨年度のPart1に続く今回の講座では、Part1の内容で扱った東洋医学やツボの効果について簡単に振り返りつつ、ツボの効果や心身への影響を東洋医学の視点からより深く理解していただくことを目的としてお話をしました。

講演では、ツボ刺激が体に伝わる仕組みとして「局所ルート」「全身ルート」「内臓直結ルート」という3つのルートを紹介し、ツボが単なる一点の刺激ではなく、全身や内臓の働きにも影響を与えることを解説しました。また実技では、参加者自身に「季節の健美セルフチェック」を行ってもらい、現在の体調傾向を確認したうえで、季節別の養生に役立つツボをご紹介しました。ツボの見つけ方や押し方のポイントを説明しながら、実際に季節のツボ刺激を体験していただきました。

受講者は、熱心に聴講され、積極的にツボ押しに取り組んでおられました。本講座を通して、日常生活に取り入れられるセルフケアとしてのツボの有用性を頂く有意義な機会となりました。

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2025心も体も健幸プロジェクト

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