このたび、臨床技術学科4年生の都丸晃誠さん(本学大学院進学予定)と、2年生の金城侑希さんが、中山醫學大學国際会議場で開催された 2026 International Conference on Medical Laboratory Science and Biotechnology(2026年臨床検査医学・バイオテクノロジー国際学生会議) において、英語による口頭発表を行いました。
<概要>
2026年3月13日(金)、台湾・台中市にある中山醫學大學で開催された 2026年臨床検査医学・バイオテクノロジー国際学生会議 において、臨床技術学科4年生の都丸さんと2年生の金城さんが学生セッションにおいて英語による口頭発表を行いました。
学生フォーラムでは、本学の2名のほか、タイのチュラロンコン大学から博士課程および修士課程の学生2名、中山醫學大學から修士課程の学生2名が口頭発表者として選抜され、登壇しました。
都丸さんは卒業研究について発表し、迅速かつ安全なリン脂質抽出法について解説しました。再生医療の世界的権威である David Pei-Cheng Lin 博士 からは、臨床検体を用いた分析を早急に進めるようにとの貴重な助言を受けました。
金城さんは、本学の研究プロジェクト演習(Undergraduate Research Opportunity Program:UROP)で見いだした タンパク質と素数の関係性 という非常にユニークなテーマについて英語で発表しました。質疑応答では、「このようなアプローチは初めて聞いた。非常に興味深いので、ぜひ論文としてまとめてほしい」とのコメントが寄せられました。
<発表演者のコメント>
都丸晃誠さんからのコメント

国際学生会議では、海外の舞台で英語での発表という、非常に貴重な体験をさせていただきました。慣れない言語でのプレゼンテーションは大きな挑戦でしたが、自身の研究を世界に向けて直接発信できたことは言葉にできないほどの貴重な財産になりました。このような機会をいただけたことに深く感謝し、今回の経験を糧に、今後の研究活動により一層励んでまいります。
金城侑希さんからのコメント

発表までの期間は、まさに「ご縁」のリレーでした。発表準備は決して簡単なものではありませんでしたが、中山医学大学の学生や新潟医療福祉大学の仲間の存在が大きな支えとなりました。大切な仲間と過ごせたことも、大きな「ご縁」だったと感じています。また、発表の機会をくださった中山医学大学の先生方、原稿やスライドの英語を丁寧に添削してくださった英語科の五十嵐先生と今井先生、研修を支えてくださった高橋先生、そして何度も励まし支えてくださった中山先生に心から感謝申し上げます。多くの方々との「ご縁」に支えられ、無事に発表を終えることができました。本当にありがとうございました。
<指導教員(臨床技術学科:中山憲司准教授)からのコメント>
本国際会議は、臨床技術学を志すアジア地域の学生を集め、最先端の臨床技術について各国の教員が講義を行うとともに、学生自身にも発表や討議の機会を設けるという斬新なコンセプトのもと開催されました。

中山醫學大學の国際交流事務室と臨床検査医学・バイオテクノロジー学科の共催により実施され、50名を超える教員と学生が参加しました。学生発表は口頭発表とポスター発表に分かれ、次世代シークエンシング、エピジェネティクス解析、バイオインフォマティクスなど、臨床検査医学とバイオテクノロジーの幅広い分野にわたる研究が紹介されました。
私からも、臨床検査室から始めるバイオマーカー探索研究の可能性について提案するとともに、アジア地域における化学物質リスクアセスメント教育の実態について、Google Form を活用した双方向型フォーラムを実施しました。議論の結果、化学物質のリスクアセスメント教育については、日本では体系的な教育が十分に行われていないという現状が浮き彫りになるなど、予想外の興味深い展開となりました。

なお、学生の発表に際しては、本学中央研究センターの五十嵐紀子先生、今井理恵先生より多大なるご指導を賜りました。この場をお借りして、心より深く感謝申し上げます。