新潟医療福祉大学 診療放射線学科の郡倫一講師らは、MRIで使用する定量値であるT2値の算出法として、Multi-echo Turbo Spin-Echo method(ME-TSE method)を開発し、従来法と測定精度を比較しました。
本研究では、ME-TSE methodの特有のパラメータであるTSE factorの値は、3を使用することで撮像時間と測定精度の両立ができることを明らかにしました。
本研究成果は、2026年9月25日に国際学術誌「Applied Magnetic Resonance」の電子ジャーナルで公開されました。
<研究について>
【研究背景】
MRIで使用する定量値であるT2値の算出法として、Multi-echo Spin-Echo Methodが長年使用されているが、撮像時間が長いという問題がある。
そこで我々は撮像時間の短縮を目的として、ME-TSE methodを開発した。ME-TSE methodの特有のパラメータであるTSE factorを変化させた場合の測定精度への影響を明らかにした。
【研究成果:TSE factorを3にすることで、撮像時間と測定精度の両立が可能】
本研究では、ME-TSE methodの特有のパラメータであるTSE factorの値は、3を使用することで撮像時間と測定精度の両立ができることを明らかにした。

【研究者のコメント】
MRIで使用する定量値であるT2値の算出法として、Multi-echo Spin-Echo Methodが長年使用されているが、撮像時間が長いという問題がある。そこで我々は撮像時間の短縮を目的として、ME-TSE methodを開発した。ME-TSE methodの特有のパラメータであるTSE factorを変化させた場合の測定精度への影響を明らかにした。
【原論文情報】
論文名:Effect of the Turbo Spin-Echo Factor on T2 Measurement Using the Multi-echo Turbo Spin-Echo Method: A Fast T2 Mapping Protocol
著者:Norikazu Koori, Hiroki Kobayashi, Shohei Yamamoto, Nobukiyo Yoshida, Shin Miyakawa, Kota Sasaki, Hiroki Nosaka, Kenji Yasue, Masato Takahashi, Koichi Hanada, Hajime Ichikawa, Hiraku Fuse
掲載誌:Applied Magnetic Resonance
公開日:2026年9月25日
URL:https://link.springer.com/article/10.1007/s10278-026-02344-w
DOI:10.1007/s00723-026-01885-1
【研究者情報】
新潟医療福祉大学 医療技術学部 診療放射線学科
講師 郡 倫一
【学内共同研究者】
新潟医療福祉大学 医療技術学部 診療放射線学科
教授 市川 肇
講師 吉田 宜清