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【臨床技術】大学院生が日本分析化学会関東支部新潟地区部会若手賞を受賞しました!

2026.11.04 新着情報 研究情報

2026年10月30日(金)、米百俵プレイス ミライエ長岡(新潟県長岡市)において、日本分析化学会関東支部 第39回新潟地区部会研究発表会が開催されました。
本研究発表会において、本学大学院博士後期課程1年の内山季帆さん(臨床技術学科、指導教員:中川沙織教授)が、2026年度日本分析化学会関東支部新潟地区部会若手賞を受賞しました。

内山さんは、「食品摂取マーカーとしての血中ブラジカステロール濃度定量法」と題して受賞講演を行い、これまで取り組んできた食品由来成分の高感度分析法の開発と、その食品摂取マーカーとしての有用性に関する研究成果を発表しました。

◆研究について
【演題名】
食品摂取マーカーとしての血中ブラジカステロール濃度定量法
【演者名】
内山 季帆、桑原 直子、中川 沙織
【研究概要】
ブラジカステロールは、主に海藻やカキなどに含まれる植物ステロールの一種であり、食品から摂取され、血液中に微量に存在することが知られています。しかし、血中濃度と食品摂取状況との関連については、十分に明らかになっていません。
本研究では、ガスクロマトグラフィー質量分析法(GC-MS)を用いて、血中ブラジカステロールを高感度に定量する分析法を確立しました。さらに、健常者の血液検体を用いて血中濃度の分布を評価し、性別、年齢、人種・民族などの背景因子との関連について検討しました。
本研究の成果は、血中ブラジカステロールが食品摂取状況を客観的に評価するための新たな指標となる可能性を示すものです。
今後は、他の食品由来ステロールについても検討を進め、食生活と健康との関連を科学的に解明することで、生活習慣病の予防や健康維持への応用を目指します。

【大学院生 内山 季帆さんからのコメント】
このたび、日本分析化学会関東支部新潟地区部会若手賞をいただき、大変光栄に思います。
これまで試行錯誤を重ねて取り組んできた研究を評価していただき、大きな励みとなりました。
今回の受賞を支えてくださった先生方や関係者の皆様に感謝するとともに、今後も探究心を大切にし、食と健康に貢献できる研究に取り組んでまいります。
【指導教員(臨床技術学科:中川 沙織教授)からのコメント】
このたび、内山季帆さんが日本分析化学会関東支部新潟地区部会若手賞を受賞されたことを、指導教員として大変うれしく思います。
内山さんは、血中ブラジカステロールの高感度分析法の開発において、試行錯誤を重ねながら粘り強く研究に取り組み、着実に成果を積み重ねてきました。その努力が今回の受賞につながったことを、大変喜ばしく感じています。
今後も持ち前の探究心を大切に、研究者としてさらに成長し、分析化学や健康科学の発展に貢献してくれることを期待しています。