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医療技術学部

臨床技術学科

Department of Clinical Engineering and Medical Technology

髙橋 良光写真

医療技術学部/臨床技術学科
Faculty of Medical Technology/Department of Clinical Engineering and Medical Technology

Yoshimitsu Takahashi

教授

プロフィール

担当科目生体機能代行技術学Ⅰ・Ⅲ、医用治療機器学Ⅰ・Ⅱ、医用機器学実習、医用機器学概論、医用機器管理論、看護実践論、臨床技術学総合演習、基礎ゼミ、連携基礎ゼミ
専門分野生体機能代行装置学、バスキュラーアクセス
キーワードダブルルーメンカテーテル、圧力連動制御装置、ブタ静脈血管
学位・称号/取得機関/取得年博士(医学)/新潟大学/2016年
資格臨床工学技士
透析技術認定士
呼吸療法認定士
過去の経歴埼玉医科大学病院血液浄化部、埼玉医科大学国際医療センターMEサービス部、桐蔭横浜大学医用工学部臨床工学科非常勤講師、(医)蒼龍会東松山メディカルクリニック透析室室長を経て現職
所属団体・学会等日本臨床工学技士会、日本急性血液浄化学会、日本呼吸療法医学会、 日本透析医学会、日本アクセス医学会、日本集中治療医学会、日本災害医学会、日本生体医工学会、新潟県臨床工学技士会、新潟大学客員研究員

外部リンク

業績等

研究領域生体と生命維持管理装置を結ぶバスキュラーアクセスの研究
研究紹介

血液浄化療法に用いられるデバイスとしてダブルルーメンカテーテルを安全かつ効果的に用いることは重要です。患者さんに合ったデバイスの検討、治療条件に合ったデバイスの選択について研究・開発を行っています。

著書1. 臨床工学技士と災害対策 臨床工学技士から見たBCPの考え方‐透析関連を中心に-. Clinical Engineering vol.31、No.1、 秀潤社、 2019、 16-21
2. 一般社団法人 日本臨床工学技士教育施設協議会編、第32回 臨床工学技士国家試験問題解説集、1版、 へるす出版、 2019
3. 臨床工学技士の働き方・キャリアアップ【Part1 養成施設卒業後の道】教員として働く. Clinical Engineering vol.29,No.7、 秀潤社、 2018、 583-585
4. エコーを使ったバスキュラーアクセス穿刺法ガイド 穿刺針について. メジカルビュー社、 2018、 183-187
5. 第2種ME技術実力検定試験 マスター・ノート、2nd edition. メジカルビュー社、 2018、 151-158
6. 第2種ME技術実力検定試験 必勝ポイント帳、1版. メジカルビュー社、 2016、 59-68
7. 一般社団法人 日本臨床工学技士教育施設協議会編、第28回 臨床工学技士国家試験問題解説集、1版. へるす出版、 2015、 35-40
8. 第2種ME技術実力検定試験 マスター・ノート、1版. メジカルビュー社、 2014、 103-118
9. 第2種ME技術実力検定試験重要問題集中トレーニング、1版. メジカルビュー社、 2014、 160-179
10. 人工呼吸管理に必要な機器のすべて パルスオキシメータ/カプノメータ. Clinical Engineering Vol.21 No.5 秀潤社、 2010、 443-451
11. 小児CHDF用bedside console. 小児外科、Vol.40、No.3、 東京医学社、 2008、 275-280
12. カテーテル透析パーフェクトマネージメント 日本医事新報社 2022 168-172
受賞歴1. 2019 日本透析医学会コメディカルスタッフ研究助成「透析用カテーテルの機能不全防止システムの開発」
2. 2018 AKI&CRRT2018 「Pressure-interlocking control system reduces vascular access hemodialysis catheter suction toward vessel walls」 Nurses/Allied Professionals Registration Grant
3. 2015 33rd Congress of the International Society of Blood Purification 「Pressure interlocking control system prevents catheter suction toward the vessel wall」 Best Abstract Award Prize
4. 2014 第59回日本透析医学会「ブタ静脈血管を用いた短期カテーテルの評価システムの開発に関する研究」コメディカルスタッフ研究助成
5. 2008 第17回日本臨床工学会「ダブルルーメンカテーテルの接続に関する検討-第一報-」第4回JACET AJINOMOTO Award受賞
6. 2007 第18回日本急性血液浄化学会 「DLCを用いた血液浄化療法施行中に発生するへばりつき現象に関する検討」Best Presentation Award受賞
研究論文(和文)1. 髙橋良光 血液透析用穿刺針の先端構造の違いがブタ静脈血管に与える影響,Vol.89、 アクセス 2020 193-195
2. 髙橋良光 透析関連のBCP対策. Vol.61、No.3、 病院設備会誌 2019 63-67
3. Yoshimitsu Takahashi, Junichiro J. Kazama, Suguru Yamamoto, Takashi Oite and Ichiei Narita, Suction towards a vessel wall by hemodialysis catheters - the establishment of a new experimental extracorporeal circulation system using pig veins, Renal Replacement Therapy. 2018
4. 髙橋良光、山本卓、風間順一郎、成田一衛、追手巍 バスキュラーアクセスカテーテルの脱血孔構造の違いが血管壁吸引状態にあたえる影響.vol.9、No.2、 日本急性血液浄化学会誌 2018 111-115
5. Wakamatsu Takuya, Yamamoto Suguru, Ito Toru, Sato Yoko, Matsuo Koji, Takahashi Yoshimitsu, Kaneko Yoshikatsu, Goto Shin, Kazama Junichiro James, Gejyo Fumitake, Narita Ichiei Indoxyl Sulfate Promotes Macrophage IL-1beta Production by Activating Aryl Hydrocarbon Receptor/NF-kappa/MAPK Cascades, but the NLRP3 inflammasome Was Not Activated. Toxins. 2018
6. Yamamoto S, Sato M, Sato Y, Wakamatsu T, Takahashi Y, Iguchi A, Omori K, Suzuki Y, Ei I, Kaneko Y, Goto S, Kazama JJ, Gejyo F, Narita I Adsorption of Protein-Bound Uremic Toxins Through Direct Hemoperfusion With Hexadecyl-Immobilized Cellulose Beads in Patients Undergoing Hemodialysis, Artif Organs. 2017
7. 曽根原拓哉、髙橋良光 ブタ気管を用いた気管チューブからの垂れ込み評価システムの構築. Clinical Engineering vol.28、No.7 2017 566-567
8. 長谷川瑞帆、小田雄基、髙橋良光 持続的血液浄化療法時の血液浄化用カテーテルによるへばりつき現象の改善方法の検討.Vol.34、 埼玉県臨床工学技士会会誌 2017 24-26
9. 坪谷佳保、髙橋良光、吉田航、追手巍 携帯電話を用いた血液浄化用機器説明表示システムの教育的活用の取り組み.Vol.5、No.1、 埼玉透析医学会会誌 2016 105-108
10. 髙橋良光、風間順一郎、山本卓、成田一衛、追手巍 バスキュラーアクセスカテーテルに起因した血管壁吸引状態を改善するための対処手技有効性評価法の確立.Vol.7、No.2、 日本急性血液浄化学会誌 2016 97-101
11. 渡辺俊哉、小松靖枝、髙橋良光 ブタ肺を用いた強制換気が与える影響の評価システムの構築、 Clinical Engineering Vol.27、No7 2016 584-585
12. 髙橋良光、風間順一郎、中村 藤夫、生駒俊和、山本 卓、成田一衛 ブタ血液および静脈血管を用いたバスキュラーアクセスカテーテルに起因するへばりつき現象の評価.Vol.6、No1、 日本急性血液浄化学会誌 2015 29-34
13. 西澤良史、髙橋良光、田中杏実、風間順一郎、追手巍 血液浄化用カテーテルのへばりつき現象の改善方法に関する検討、No.43、 新潟県臨床工学技士会会誌 2015 18-20
14. 田中杏実、髙橋良光、西澤良史、風間順一郎、追手巍 非カフ型カテーテルのへばりつき現象は手技により改善するか. Vol.4、No.2、 埼玉透析医学会誌 2015 215-217
15. 髙橋良光、風間順一郎、中村藤夫、川村和子、山本卓、成田一衛、追手巍 血液浄化用カテーテルに起因するへばりつき現象は圧力連動制御機能により抑制するか.Vol.23、No.3、 日本血液浄化技術学会誌 2015 540-543
16. 髙橋良光 ブタ静脈血管を用いたダブルルーメンカテーテルの評価法に関する検討.Vol.128、No6、 新潟医学会誌 2014 251
17. 髙橋良光、山本卓、風間順一郎、成田一衛 ブタ静脈血管を用いた短期カテーテルの評価システムの開発に関する検討.平成26年度コメディカルスタッフ研究助成報告、Vol.6、No.48、 日本透析医学会会誌 2014 393-394
18. 髙橋良光、中村藤夫、追手巍 血液浄化療法に用いるdouble lumen catheterの構造の違いが実血流量にあたえる影響.Vol.4、No.1、 日本急性血液浄化学会雑誌 2013 69-74
報告書1. 2022 髙橋良光 透析用カテーテルの機能不全防止システムの開発 日本透析医会
科学研究費1. 2021-2022年度 若手研究 透析用カテーテルの機能不全を防止する自動制御装置の開発
2. 2017-2018年度 若手研究 血液浄化療法中のトラブル『ゼロ』への挑戦~新規ダブルルーメン・カテーテルの開発~
学会等研究発表1. 髙橋良光 サイドホール血液浄化用カテーテルの血栓状況の観察 第67回日本透析医学会 7.1-3
2. Yoshimitsu Takahashi, Suguru Yamamoto, Ichiei Narita The multiple arterial hole structure of hemodialysis catheters reduces the suction toward a vessel wall. 4TH International Clinical Engineering And Health Technology Management Congress 10.24-26
3. Yoshimitsu Takahashi, Suguru Yamamoto, Ichiei Narita, and Takashi Oite The structure of hemodialysis catheter may alter the actual blood flow rate in hemodialysis therapy in vitro AKI & CRRT 2021 2.28-3.5.
学会・職能団体の委員1. 2021年~ 一般社団法人 日本臨床工学技士教育施設協議会 教科書委員
2. 2021年~ 一般社団法人 日本臨床工学技士教育施設協議会 選挙管理委員
3. 2021年~ 一般社団法人 日本臨床工学技士教育施設協議会 試験委員会副委員長
4. 2018年~2022年 独立行政法人国際協力機構 国際緊急援助隊医療チーム メディカルサプライ班 班員
5. 2016年~ 独立行政法人国際協力機構 国際緊急援助隊医療チーム 医療調整員
6. 2014年~ 一般社団法人 新潟県臨床工学技士会 理事
7. 2012年~ 新潟急性血液浄化研究会 世話人
公的機関(官公庁等)の審議会・委員会等の委員1. 2017年~ 総務省 信越地域の医療機関における電波利用推進協議会 構成員
学内委員会活動1. 教務委員会
2. 科研費対策委員会
3. IR委員会
知的財産権1. 2017年~ 不安全動作検出装置および不安全動作検出方法 加納隆、髙橋良光 2012年4月13日 特願2012-92373

Profile

Research AreasVascular access for hemodialysis therapy
Research IntroductionVessel wall suction due to catheter is one of the leading causes of catheter-related troubles during Continuous Renal Replacement Therapy (CRRT). Because the phenomenon cannot be visualized, it is challenging to assess its pathophysiological mechanisms in vivo. We constructed an ex vivo pig vein evaluation system using the pig azygos vein to investigate the methods of reducing vessel wall suction due to catheters.
BooksClinical engineers and disaster control, How to think BCP for hemodialysis patients. Clinical Engineering vol.31, No.1, 2019, 16-21
PapersYoshimitsu Takahashi, Junichiro J. Kazama, Suguru Yamamoto, Takashi Oite and Ichiei Narita, Suction towards a vessel wall by hemodialysis catheters - the establishment of a new experimental extracorporeal circulation system using pig veins, Renal Replacement Therapy. 2018.