スマートフォンサイトを見る

文字サイズ

診療放射線学科

ゼミ紹介

※学生の在籍学年は2020年度在籍時のものです。

宮地ゼミ 低線量放射線照射の生体影響に関する研究

宮地 幸久教授写真

宮地 幸久
Miyachi Yukihisa
教授

本ゼミでは、低線量被ばくの影響を解析し、放射線の安全性を検証しています。世間では、100mSv以下のいわゆる低線量なら被ばくがあっても大丈夫であるとされています。しかし「本当に問題が生じない」といえるほどの科学的データは存在しないため、大丈夫であるのか、害なのかを生物学的手法で調べています。また、「がん」を自ら作り、それを自らが考えた方法で治すことにも挑戦しています。放射線を使った治療にはいくつかの方法がありますが、本ゼミでは動物の免疫機能を高める照射方法を立案し、その方法で実際に作った「がん」を消すことができるかを検証しています。

教員詳細情報


捧 奈央写真

診療放射線学科3年
捧 奈央
新潟県
三条高校出身

私たちのゼミでは、低線量被ばくが及ぼす影響を調べたり、「がん」を人工的に作り、放射線でそれが治療可能か研究しています。その中でも私は「低線量被ばくが精神に影響を及ぼすか」について研究しています。この研究を通して、低線量被ばくが本当に安全なのかを調べ、今後の低線量被ばくの研究に役立てたいです。

<ゼミの研究内容例>
●行動生理的手法を用いた低線量放射線の神経系への影響解析に関する研究
●精神的ストレスが低線量被ばくに与える影響に関する研究
●低線量放射線放射による抗腫瘍免疫増強の機構解明に関する研究

関本ゼミ 放射線計測および防護に関する研究

関本 道治教授写真

関本 道治
Sekimoto Michiharu
講師

放射線は、病気の診断から治療に至る医学医療領域に広く利用されています。しかし、放射線が人体に与える影響や計測・防護に関する専門家が非常に少ないのが現状であります。福島第一原子力発電所の事故以後、放射線による人体への影響や放射線から身を守る手段など、放射線の知識と技術を有する診療放射線技師が必要とされています。本ゼミでは、「放射線のスペシャリスト」となる人材育成を目的に、放射線計測・放射線防護、そして生体機能を評価するのに優れている核医学検査を中心に研究をしています。「放射線」に興味がある積極的な学生の参加を期待しています。

教員詳細情報


鎌田 健太郎写真

診療放射線学科3年
鎌田 健太郎
新潟県
五泉高校出身

私は生体機能診断ができる「核医学検査」に興味を持ち、関本ゼミに入りました。本ゼミは週1回、研究進捗状況の報告と論文に関する輪講を行っています。私は、デジタルファントム(人体模型)を用いた心臓核医学画像の研究をしています。この研究を通じて、先進医療を引っ張っていける診療放射線技師になりたいと思います。

<ゼミの研究内容例>
●医療放射線被ばく低減に関する研究
●マンモグラフィ画像の質向上に関する研究
●核医学画像の質向上に関する研究

吉田皓文ゼミ X線検査の主観的評価の自動化に関する研究

吉田 皓文教授写真

吉田 皓文
Akifumi Yoshida
助教

X線検査は比較的手軽に多くの情報が得られる検査です。このX線写真が「病変をしっかりと映し出せるか」を評価し、質を担保することが重要です。画像を評価するため、経験豊富な有識者が画像を観察し、画像中の部位ごとに見やすさを点数化する方法が取られています。この人間の目を介した評価は、専門知識・十分な経験を持った専門家が必要であり、誰もが行えるわけではありません。本ゼミでは、この評価法を、人工知能技術を応用し、自動で、高精度に行える手法を研究しています。検診施設と連携し、実際の診断画像を用いて、自動計測するアルゴリズムの開発にチャレンジしています。

教員詳細情報


鈴木 隆克写真

診療放射線学科3年
鈴木 隆克
千葉県
大多喜高校出身

私は、AIに興味を持ち吉田ゼミに入りました。胸部X線検査は、健康診断などで広く用いられており、重要な検査の一つです。AIを用いることで胸部X線画像の診断の補助ができるのではないかと考え、研究することに決めました。将来は、ここで得た知識を活かし、日本の医療を支える診療放射線技師になりたいです。

<ゼミの研究内容例>
●胸部X線写真の定量的評価法の精度検証に関する研究
●小児心臓CT画像に対する自動認識技術に関する研究
●CT画像の画質評価の自動化・高精度化に関する研究

前島ゼミ 放射線治療・粒子線治療の技術に関する研究

前島 偉教授写真

前島 偉
Isamu Maeshima
准教授

診療放射線技師の仕事は大きく3つに分けられます。1つ目は各種X線撮影、CT、MRI、マンモグラフィ、血管造影、超音波などの撮影検査、2つ目はPET検査などの核医学検査、3つ目はがん治療を行う放射線治療です。
本研究では、放射線治療を専門に学びます。放射線治療の最大の特徴は、身体を切らずにがん治療を行うことです。方法としては、CT、MRI、PET検査の画像などを用いて、がんの位置や動きなどを3次元的に正確に認識し、放射線治療の計画を立案し治療していきます。私は特に肺などの呼吸で動くがんに対し、正確に放射線治療が行える研究や機器開発をしており、企業や病院と連携し、共同研究の活動も行っています。

教員詳細情報


長谷川ゼミ AIによる虚血性心疾患診断支援に関する研究

長谷川 晃写真

長谷川 晃
Akira hasegawa
講師

日本の年間死亡者数第2位は心疾患であり、その多くは狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患が原因です。これらの病気を早期に発見したり、病状を詳しく調べたりするために、CTやMRIなどの画像検査が行われます。本研究では、これらの画像検査による結果を医師が「第2の意見」として診断の参考にするための「コンピュータ支援診断(CAD)システム」の開発を行っています。このシステムには、近年注目されている人工知能(AI)の要素技術であるディープラーニングを取り入れています。より正確な診断支援ができるようにするため、実際に研究協力病院で行われた患者さんのCT画像を使い、ディープラーニングの精度向上を目指していきます。

教員詳細情報


笠原ゼミ 放射線治療の品質と精度に関する研究

笠原 敏文教授写真

笠原 敏文
Kasahara Toshifumi
教授

がん治療の三本柱の一つに放射線治療があります。放射線治療は、身体の機能や形態が温存でき、痛みを伴わない治療法であるため、選択される機会が増えると予想されています。放射線治療を行う際には、充分な放射線量を照射しつつ、周辺の正常な組織への影響を最小限に抑えることが重要です。そのために最適な投与線量の把握と治療計画の立案、そして照射の精度を上げる必要があります。現在は、CTシミュレーション装置と放射線治療計画装置の普及に伴い、放射線治療の品質と精度は飛躍的に向上しています。本ゼミでは、さらなる放射線治療の品質と精度の向上を目的に、放射線治療技術の開発と普及を目指しています。

教員詳細情報


大德ゼミ 動脈硬化、循環器疾患に関する研究

笠原 敏文教授写真

大德 尚司
Daitoku Satoshi
准教授

ウィリアム・オスラー博士の名言に「ヒトは血管とともに老いる」という言葉があります。動脈硬化は老化の最たる症状です。動脈硬化が原因で臓器や組織に障害が生じる病態を動脈硬化性疾患と呼び、代表的なものに心筋梗塞や脳梗塞などがあります。そもそも、動脈硬化の危険因子は、高血圧症や糖尿病などの生活習慣病です。そのため、規則正しい生活により血管を若々しく保つことが、心筋梗塞や脳梗塞の発病の予防に繋がり、健康寿命を延ばすための必須条件の一つだと考えます。そこで本ゼミでは、MRI装置・X線CT装置・超音波診断装置などの機器を用いて、動脈硬化防止に関する基礎研究・臨床研究を行っています。

教員詳細情報


山口ゼミ MRIの形態・機能診断の向上に関する研究

山口弘次郎教授写真

山口 弘次郎
Yamaguchi Kojiro
教授

診療放射線技師が撮影する医用画像は、主に病気の診断に使用されます。医用画像における診断とは、臓器・骨の形状を調べる「形態診断」と細胞の変化を調べる「機能診断」の2種類に分類されます。形態と機能の両方の診断ができる医用機器は、放射線を使用しない医用機器であるMRI(磁気共鳴画像診断)装置だけです。本学科では、MRIの中でも高性能な3テスラMRI装置を設置し、学生への教育・研究に使用しています。本ゼミでは、そのMRI装置を最大限に利用して、認知症や脳梗塞の患者さんを早期に短時間で且つ正確に診断するための手法について開発を行っています。

教員詳細情報


吉田秀義ゼミ放射線管理・放射線技術科学に関する研究

吉田 秀義准教授写真

吉田 秀義
Yoshida Hidenori
准教授

画像診断機器を使用した検査において、より質の高い画像を作成するためにはより多くの放射線量を必要とします。一方で使用する放射線量が増えると被ばくのリスクも増加するため、診療放射線技師には、患者さんに安全且つ安心に検査を受けてもらえるよう、適切な判断をし実践する能力が必要となります。そこで本ゼミでは、画像検査を行う上で重要となる被ばくの評価と防護、放射線量の測定、画像診断機器の品質管理と最適化について研究しています。さらに、放射線や被ばくに対する正しい理解の普及などの社会的貢献に繋がる活動や、自然界にもともと存在している自然放射線などに関する研究も行っています。

教員詳細情報


橋本ゼミ 医療機関のBCPに関する研究

橋本 薫講師写真

橋本 薫
Hashimoto Kaoru
講師

現在の医療機関の業務には、医療情報システムが不可欠です。しかし、従事する医療スタッフは、必ずしもシステムに対する理解が十分とは言えず、トラブル対応が難しい場面に遭遇するかもしれません。それに加え、自然災害などにより電力供給が絶たれる事案が発生すれば、診療の継続が困難になります。その際に、患者さんの診療をいかに早く再開できるかは、日頃から医療スタッフ一人ひとりが医療情報システムの仕組みを理解し、それぞれの状況に応じた対策(BCP=事業継続計画)と訓練の実施が最も有効です。本ゼミでは、医療機関の中でもシステム化の進んでいる放射線部門の視点から、医療機関にあるべきBCPについて検討し、研究しています。

教員詳細情報


このページのトップへ