アスレティック(=競技スポーツの)デパートメント(=部局)という意味であり、本学の強化指定クラブを統括する組織として設立されました。指導者・学生支援、ガバナンスの構築、強化指定クラブの統一ブランディング等の取り組みを推進していきます。
新潟医療福祉大学アスレティックデパートメントは、強化指定クラブの活動を通じて「優れたQOLサポーターを育成」して、人々の幸福と豊かさを実現する
新潟医療福祉大学の強化指定クラブに関わるすべてのステークホルダーとの繋がり・一体感、充実感を創出する
競技力の強化
学内機関、プロスポーツチーム、医療機関との連携・学生支援を行うことによって、全国的および国際的に活躍する選手を育成する
人材育成
学業支援・能力開発・キャリア支援といった学生への総合支援を行うことによって、人間力を育成する
マーケティング戦略
行政・企業・地域との連携、強化指定クラブのブランド力強化戦略を行うことによって、応援・支援体制を構築する
広報戦略
各クラブと一体となった広報、ブランドの統一、強化といった広報戦略を行うことによって、強化指定クラブに対する学内外のファンを醸成する
新潟医療福祉大学は、強化クラブとして15のスポーツ種目を指定し、トップアスリートおよびサポートスタッフの育成に取り組んでいます。本学の強化指定クラブには約830名の学生が所属しており、アスリート学生とアスリートを支えるサポートスタッフの学生が両輪となって、ともにスポーツを通して自らの力の可能性を追求しています。また、強化指定クラブのアスリート学生とサポートスタッフの学生は、ハイパフォーマンスを追求するだけではなく、地域の人々とのさまざまな交流を積極的に行うことで、地域に愛され応援してもらえる強化指定クラブを目指しているのです。
大学スポーツは、日本における社会資本の一つとして位置づけられてきています。本学ADは新潟からオリジナリティの高い大学スポーツのイノベーションを起こしていきます。医療・リハビリテーション・栄養・スポーツ・健康科学・ITなどの医療系総合大学であることから、その高度専門職を目指す学生が「NUHWアスリートサポートシステム(NUHW ASS)」によって、アスリート学生のパフォーマンス向上・障害予防に向けたサポートを行っています。
大学卒業後、アスレティックトレーナー・理学療法士・管理栄養士・コーチ・鍼灸師・心理カウンセラー・スポーツ情報アナリストなどの各専門職に携わる学生が、スポーツ医科学やコーチングの知識に基づき、アスリート学生をサポートすることで実践的な力量を高めることができます。一方、アスリート学生は、日本の第一線の教育・研究者である教員と学生スタッフのサポートを受けることで、最大限の力を発揮することが可能です。近年は、国内外においてトップレベルのパフォーマンスを発揮することができるようになりました。
さらに、競技面だけでなく、スポーツインテグリティ(誠実性・高潔性・健全性)、ガバナンス、キャリア(デュアルキャリア含む)、組織マネジメントなどに関する学びの機会を提供し、アスリート学生とサポートスタッフ学生の人間力を育成。強化指定クラブの学生は、一般的な学生よりも学習や就職活動に割ける時間が少ないかもしれませんが、真剣にスポーツに打ち込む人だけが得られる価値ある貴重な経験ができます。競技力向上とともに、大学スポーツを通じて様々な経験を積み、知識を蓄えて、社会で活躍する力量を身につけることができるのです。本学ならではの「NUHWアスリートサポートシステム(NUHW ASS)」は、基本理念である〝優れたQOLサポーターの育成〟を軸として、将来の社会を支えるリーダーを輩出することを目標としています。
アスレティックデパートメント推進機構
機構長 西原康行
各種研修会の実施(コンプライアンス研修・リーダーズミーティング・キャリアガイダンス等)
医福大スポーツ遊びの日
ガバナンス体制の構築(UNIVAS SSCの認証)